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「今までとは別の角度から“賭ケグルイ”の世界が楽しめると思います!」 配信中「賭ケグルイ双」秋田汐梨&萩原みのりインタビュー


河本ほむら原作、尚村透作画の人気コミックス「賭ケグルイ」に並行し、同作と同じく月刊「ガンガンJOKER」で絶賛連載中の「賭ケグルイ双(ツイン)」(原作:河本ほむら 作画:斎木桂)。実写ドラマがAmazon Prime Videoにて独占配信中です。主演を務めるのは、実写「賭ケグルイ」シリーズを通じて本作の主人公となる早乙女芽亜里を演じてきた演技派女優、森川葵さん。

ガジェット通信では、本作の主題歌を務めた18歳のシンガーソングライター崎山蒼志(さきやま そうし)さんに続いて、花手毬つづら役の秋田汐梨さん、戸隠雪見役の萩原みのりさんにもお話を伺いました。

■公式サイト:https://kakegurui.jp/twin/ [リンク]

■ストーリー

ごく普通の家庭に生まれた少女、早乙女芽亜里(森川葵)は私立百花王学園への編入初日、期待に胸を躍らせていた。なぜならそこは、政財界の子女が多数集う正真正銘のお金持ち学校。憧れのお嬢様ライフがいよいよ今日からスタートするからだ。1年華組の歓迎ムードに気をよくする芽亜里だったが、クラスの中心人物、愛浦心(福本莉子)からあることに誘われる。それは‘ギャンブル’。そう、この学園では、勉強やスポーツの成績は評価されず、最も重要なのはギャンブルの強さだった。はじめて挑んだギャンブル「時短大富豪」で洗礼を浴び、惨敗する芽亜里。一度は逃げ出すが、かつての同級生、花手毬つづら(秋田汐梨)との出会いで彼女は活路を見出す。こうして、早乙女芽亜里のギャンブルロードが始まるのだった―。(第1話より)

●それぞれ演じた役柄の説明をお願いします!

秋田:わたしが演じた花手毬つづらは芽亜里と同じ小学校出身なのですが、中学から私立百花王学園に入り、お金持ちで温厚な性格だったけれど虐げられてしまい、自分に自信を失くしてしまうんです。でも、芽亜里と出会って彼女のギャンブルに参加することで、ちょっとずつ自分を取り戻していく子なんです。

萩原:わたしは学校内で一番人気がない賭場を運営する文芸部の部長・戸隠雪見役で、最初と最後で性格に変化があります。次第に主人公の早乙女芽亜里に引っ張られ、最初は慎重でビビリなのですが、つづらとも一緒にいることで、少し冒険ができるようになります。その変化にも注目してみてほしいです。

●個性豊かなキャラクターばかりですが、撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

萩原:初日に感じたことはスタッフさんも自由に動いていて、衝撃的だったことを覚えています。カメラマンさんが自由に動いていて、本当に和気あいあいとしている現場で、いい意味で戦場に見えて、本当に気が抜けないと思いましたね。同世代の俳優たちが台本に書いていること以上のことを全員がやり出すので、まったく気が抜けず、負けていられないので投げ返すしかない。楽しかったし、賭けごとという意味じゃないけれど、戦っている感じがしました。

●なるほど。完成されたチームワークの現場だったのですね。

萩原:芽亜里役の森川さんも自由にカメラを見ていて、カメラマンさんも「今カメラを見たな」という感じで納得しているんです。普通の現場と違うと思いましたね。新鮮でした。監督もカメラのところにいて、たまにご自分で撮っていました(笑)。

秋田:わたしは緊張していたので初日のことはあまり覚えていないのですが、撮影期間を通して思ったことは、みんながひとつになっていたことでした。森川さんも監督もいつもふたりで笑っていて、すごく楽しい、和気あいあいとした現場でしたし、森川さん以外は「賭ケグルイ」に初めて参加する方が多かったのですが、撮影を通してチームに入った感じがあり、みんなでひとつの作品を作っているなと思いました。

●ところでお互いの印象はいかがでしたか?

萩原:本読みで初めて会った時につづらの完成度がすごく高かったことを覚えています。話すペースもそうですが、話し方もつづらがそこにいる感じがして、「もうできている!まじかよ」と思いました(笑)。

秋田:全体で本読みをする1時間くらいに前に監督と個別で本読みをしたんです。

萩原:そうなんだ?初めて知りました(笑)。

秋田:そこで監督につづらの説明を受けたので、それのおかげかなと思います(笑)。

秋田:戸隠はひとりで話すシーンが多いというか、ナレーションみたいなものが第1話に多かったのですが、本読みの段階ですでに声量がすごかったし、活舌が本当によくて、終わった後に「すごいね」ってマネージャーさんたちと話していました。1度も噛まずにすごく早口に戸隠の話す感じを表現されていたことを覚えています。

萩原:早口が多かったんです!

秋田:わたしは活舌が悪いので早口は苦手なんです。しかも「賭ケグルイ」は複雑な文章が多いのにスラスラと話されていて、すごいなって感動しました。

萩原:実はこの話、クランクアップのコメント録りで話をしてくれたのですが、その後めちゃくちゃ噛み倒して、わたしはほめられると伸びないタイプだなって思いました。「賭ケグルイ双」すら言えなくて、「こんなはずじゃない!」って(笑)。

●賭け事ではないのですが、最近ハマッていることはありますか?

秋田:ネットショッピングです。4月から大学生になったのですが、いつかはひとり暮らしもしたいなって思っているので、その日のために買うものを調べたりしています。

萩原:新しい家電をふたつ手に入れて、それを使いこなすことです。ボニークとバルミューダのトースターなのですが、もう毎日のように使っています、お腹が空いていないのにパンを焼いちゃうほどです。低温調理器なのでお肉にも使えて、料理の幅が増えていくので、料理も今まで以上にハマりつつありますね。

●料理の魅力は何でしょうか?

無心になれるんですよね。完成するまでの時間。それがすごく自分に合っているので、食べる時間よりも作っている時間がすごく好きです。手間が多ければ多いほど、音楽を聴きながら何も考えずにゴールに向かってただ進んでいるだけの時間がすごく好きですね。余計なことを考えなくていいんです。

●今日はありがとうございました!最後にメッセージをお願いします!

秋田:「賭ケグルイ」の映像版は再現度がすごく高いものばかりで、撮影現場に行くと、本当にあの世界に入ったような気分になれるんです。見た目もキャラクターも原作そのままだなと思ったので、原作のファンの方も楽しめる作品になっています!

萩原:今までのシリーズに比べて、少し平和というかかわいらしいんです。女の子3人の友だちになっていく過程みたいなものがちゃんと描かれていて、少しほっこりしながら、今までとは別の角度から「賭ケグルイ」の世界が楽しめると思います。

『賭ケグルイ双』Amazon Prime Videoにて独占配信中!

【関連記事】ドラマ『賭ケグルイ双』主題歌を務める崎山蒼志さん「早乙女芽亜里の勝負のダイナミックさを意識」
https://getnews.jp/archives/2987650

(執筆者: ときたたかし)

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