ASUS JAPANは、ゲーミングスマートフォンの新製品「ROG Phone 3」を9月26日に発売することを発表しました。リフレッシュレート144Hzの6.59型フルHD+ディスプレイ、CPUに動作周波数3.1GHz、オクタコアのSnapdragon 865 Plusを搭載し、ストレージ容量は512GB。メモリー容量16GBモデルと12GBモデルをラインアップし、16GBモデルは12万9800円(税別)、12GBモデルは11万9800円(税別)。発表に合わせて、12GBモデルをお借りして触ってみました。
ガラスの背面にはASUSのゲーミングブランド「ROG(Republic of Gamers)」の発光するロゴを配置。カメラとロゴを視認できる専用カバーが付属します。
3眼のカメラは、ソニーのIMX686センサー搭載の6400万画素メインカメラ、1300万画素広角カメラ、500万画素マクロカメラの構成。
6.59型フルHD+(2340×1080ドット)ディスプレイはリフレッシュレートが最大144Hz。インカメラは2400万画素。指紋認証センサーも画面に搭載します。
「ロックマン X DiVE」「Dead Cells」といったタイトルが既に144Hzに対応しています。
タッチサンプリングレートは270Hzで、タッチ応答速度は25ms、スライド遅延速度は18msと超高速反応を誇ります。
画面に向かって右側面に、両手で横持ちにした際に使えるボタン「AirTrigger 3」を搭載。トリガー操作に使える他、スワイプ、最大4回の連続タップ、ボタンを2分割した操作など幅広い操作をアサインすることができます。
インタフェースはUSB2.0 Type-C。Quick Charge 4.0とUSB Power Delivery 3.0に対応する30W出力のUSB急速充電器が付属し、6000mAhの大容量バッテリーを1.5時間で充電できます。
画面に向かって左側面にもUSB 3.1 Gen1 Type-Cポートを搭載。こちらは、同梱の外付け冷却ファン「AeroActive Cooler 3」を装着するドッキングポートとして使用します。ゲームのパフォーマンスを発揮する際に使用し、最大4℃の冷却が可能。
AeroActive Cooler 3はキックスタンドを搭載し、動画視聴や待ち時間などにテーブルの上に置いて使用できます。
ゲームに関する設定は、ROGブランドのゲーミングPCでおなじみの「Armoury Crate」アプリを使用します。CPUとGPUのパフォーマンスを引き出す“Xモード”は3段階設定でき、AeroActive Cooler 3を取り付けた状態で最高レベルの3に設定できます。
「特集」タブではリフレッシュレート144Hz対応のゲームやAirTriggers対応のゲームを一覧でき、端末の特性に合ったゲームを選んでインストールすることができます。
ゲームのプレイ中は画面左端から右にスワイプして設定アプリ「Game GENIE」を起動可能。フレームレートやCPUクロックなどステータスを確認できるほか、照準のクロスヘアをカスタマイズしたり、AirTriggersに割り当てる操作ボタンをアサインすることができます。「PUBG Mobile」のようなバトルロイヤル系ゲームなら照準をLボタン、トリガーをRボタンに割り当てると、ゲームコントローラーと同じ快適さでプレイ可能に。
照準の正確さも手伝ってか、PUBG Mobileでは初めてドン勝してしまいました。
「Real Racing 3」では、快適な操作性が楽しめて表示も滑らか。144Hz対応のメリットはレースゲームでより強く感じられます。
デュアルスクリーン拡張ユニット、本体の左右に接続しても使えるゲームパッドといったアクセサリーも充実。デュアルスクリーン拡張ユニットの「TwinView Dock 3」は9月26日発売予定で希望小売価格は2万6800円(税別)。ゲームパッド「ROG Kunai 3 Gamepad」は2020年内の発売予定で、機能小売価格は1万980円(税別)。ROG Phone 2用のアクセサリーも、外付け冷却ファンを除いてROG Phone 3でも対応しています。
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