モバイルアクセサリーブランドの「Moshi」が発売したワイヤレス充電スタンド「Lounge Q」のレビューをお届けします。
ファブリックとメタル素材のシックなデザインは、デンマーク家具にインスパイアされたものとのこと。見た目だけでなく、パッド部分のシリコン素材のリング、底面手前に立ち上がった滑り止め、底面奥のケーブルホルダーなど、よく見ると美しいデザインに機能性を両立していることが分かります。
パッド部分がレールに沿ってスライドし、様々な大きさのスマートフォンで最適なコイル位置に調整できるほか、スマートフォンを横置きにしても充電できるのが特徴です。
スマートフォンの種類によって微妙に異なるコイル位置に合わせた調整が可能。
リモートワーク中、パソコンのかたわらに置いてスマートフォンを充電しながら、見やすい角度で着信や通知を確認できます。家具からインスパイアされたデザインなので、自宅の机やリビングのテーブルに置いても違和感はありません。
オンライン会議の際、パソコンは作業環境としてそのまま使いながら、スマートフォンで会議に参加している、という人もいるのではないでしょうか。Lounge Qなら、インカメラが顔をとらえられる角度にスマートフォンを固定して使用できます。
取材の際、オンライン発表会がYouTube Liveで配信されることも多いのですが、パッド位置を下げて横置きにすれば動画の視聴に最適な環境が用意できます。
ちなみに、8インチタブレットの「Fire HD 8 Plus」は横置きにすると充電できました。7~8インチのワイヤレス充電対応タブレットなら、横置きにして利用できそうです。
Qiに対応し、Extended Power Profile(EPP)仕様で定められた最大15Wまでの急速充電が可能。Appleの7.5W、Samsungの9W、LGの10W、Googleの10Wと、各社の急速充電仕様に対応します。Moshi独自の“Q-coil”を搭載し、厚さ5mmまでのカバーを透過して充電が可能。
充電状態は、側面のLEDインジケーターから確認できます。
ケーブルのポートはUSB Type-C。接続するUSB充電器は別売りで、急速充電には10W以上の出力に対応するUSB充電器が必要です。
Lounge QはAmazon、楽天、Yahoo!で販売中。価格は9680円(税込み)です。製品登録後はグローバルで10年の保証が適用されます。
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