中学時代はただただ可愛かったのに、高校に入ったらビッチっぽくグイグイ来るようになった後輩の百合野歩と、ちょっとヘタレで据え膳食わぬ先輩の久水悠生のやきもきする恋愛事情を描いた色のんさん(@iro_ironon)の『一途ビッチちゃん』。2020年6月27日にTwitterで公開された『一途ビッチな後輩を逃がさない』では、二人の関係に少し進展が見られた様子です。
一途ビッチな後輩を逃がさない pic.twitter.com/zRr2jwtebx—色のん@一途ビッチ5/28発売 (@iro_ironon) June 27, 2020
同級生の関係を誤解され、歩を泣かせてしまった悠生。思わずギュッと抱きしめて謝って、歩から「大好きです」と告白されて「俺もちゃんと伝えないと」と考えます。が、歩はそれを言葉に出していると思っていなかった模様。「きゃーーー!!」とザザッと離れて「私、思ってることぜんぶ口に…!?」と慌てます。何か言おうとする悠生に「だめです!!!!」と気勢を制する歩。
「???」となる悠生に、「だめじゃないんですけれどだめというか…っ。その…まだ覚悟が…今はまだこのままでも…」と言う歩。「変なこと言ってごめんなさい」と謝りますが、内心では「もし恋人になったらいつか別れる日が来るかもしれないから」と思っています。そんな歩に「そっか…分かった。今日はもう帰ろうか」という悠生。歩は「私のばか…でも先輩とずっと一緒にいたい…」と願ってます。複雑な乙女心……!
歩の家まで送っていった悠生。「まだ先だけど、またクリスマスイブ、予定空けといてくれない?」と言われ、歩は「えっ、はい!!」と驚きながら答えます。「そのときまでに…覚悟してて」という悠生。
「次はごまかさせないから」という悠生。こちらも一途ですよ!! 口をあんぐり開けて茫然とした歩に「それじゃまた明日…」と帰ろうとする悠生。誰かにぶつかりますが、それがなんと歩のお父さん! 「父も覚悟しておかなきゃいけないかな?」と言われ、死を覚悟する悠生でした。
「とにかく可愛い女の子の漫画を描きたくて。なら自分のなかでいちばん可愛いと思う女の子を描こう!!と思ったことがきっかけでした」と『一途ビッチちゃん』をはじめた理由を語る色のんさん。「一途ビッチ」というキャラクターはいろいろな人が描いていますが、「個人的な見解ですが……興味ない人にはガードが固すぎるくらいなのに、好きな人の前では何でも受け入れてしまうような、むしろ自らぐいぐい攻めてしまうような子だと思っています」と話します。
「可愛い」「尊い」という感想のほかに、歩の不安に共感する声もありましたが、お父さんの登場への反響も多かった今回のエピソード。これに色のんさんは「ここまでシリアスな雰囲気が続いていたので受け入れてもらえるか少し不安だったのですが、改めて2人のことを見守ってくれてる方がたくさんいるんだな〜と実感しました……感謝感激……」とコメントを寄せてくれました。
『一途ビッチちゃん』は2020年5月28日にKADOKAWAから単行本が刊行。描き下ろしのストーリーも収録されているので、この二人の関係が気になるという人は要チェックです。
※画像はTwitterより
https://twitter.com/iro_ironon/status/1276847770335186944 [リンク]
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