今春最注目のディズニー映画『ムーラン』日本版主題歌「リフレクション」を歌うアーティストが、奄美民謡「シマ唄」がルーツのシンガー、城南海(きずき みなみ)さんに決定しました。ディズニー音楽としても屈指の人気を誇る名曲を、圧倒的な歌唱力で歌い上げる動画も解禁です!
▼「ムーラン」日本版主題歌「リフレクション」 by 城南海さん(60秒)
城さんは鹿児島県奄美大島出身の30歳で、NHK大河ドラマ「西郷どん」(18)の劇中歌と大河紀行テーマをはじめ、数々のドラマ主題歌や舞台で圧巻の歌声を披露。洋画の主題歌は、今回が初めてだそうです。
ディズニー映画の主題歌に抜擢され「夢が叶って本当にうれしかった!」という城さんは、「ふるさとから出てきて、東京に住んで十数年。なかなか自分らしくいられない時や、本当の自分ってなんだろう、と考えることがすごくあった。そんな自分と歌詞を重ね合わせながら、ムーランの姿も重ねて歌いました」と、主題歌「リフレクション」への想いを吐露。
「リフレクション」は1998年公開のアニメーション版『ムーラン』の主題歌としてクリスティーナ・アギレラが歌い、根強いファンが無数にいる名曲。“自分らしくありたい”と思う一方で、愛する家族や故郷のために自分を男と偽り、国の命運を賭けた戦いへ出ることを決意するムーランの心情と葛藤を歌い上げる、切なくも壮大なバラードとなっています。
実は日本版の訳詞も担当した城さんは、「わたしらしい訳詞にしたいなぁと最初に思いました。月を見上げるのが好きなのですが、月は光と闇の狭間にあるので、表と裏、“本当の自分”と“偽りの自分”というものを月にも感じて、歌詞のはじまりは月から景色を描いていきました。ムーランの思いを、ムーランになりきって書きましたが、“わたしを生きる”というワードがポイントです。ムーランの願いを書きました」と、城さんは歌詞制作について語っている。ちなみに本作オリジナル版では、アニメーション版と同じくクリスティーナ・アギレラが再び「リフレクション」を歌唱。
城さんを起用したウォルト・ディズニー・ジャパンも大変期待を寄せているそうで、彼女の起用理由を「リフレクションは“本当の自分でありたい”というメッセージが込められた歌。一つ一つの言葉を丁寧に伝えることができるアーティストである城さんは、圧倒的歌唱力と幅広い層への親しみやすさを持ち合わせており、全国にリフレクション旋風を巻き起こしてくれるはず!」とコメント。5月22日(金)の公開が楽しみです!
▼ディズニー史上最強ヒロインが美しく舞う!
日本版最新予告編
【STORY】
愛する父の身代わりとなり、男性と偽って兵士となったムーランは、家の守り神である“不死鳥”に見守られながら、厳しい訓練と努力を重ね、驚くべき戦闘能力を開花させていく。闘いの日々の果てに、彼女を待ち受ける運命とは?そして、“本当の自分”と“偽りの自分”の間で葛藤する彼女が最後に下す決断とは…?
▼日本版予告編
■全米公開:2020年3月27日
■配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
■監督:ニキ・カーロ(『クジラの島の少女』ほか)
■キャスト:リウ・イーフェイ/コン・リー/ジェット・リー/ドニー・イェン
■オリジナル・サウンドトラック:ウォルト・ディズニー・レコード/ジュニアノベル:小学館
■コピーライト表記:(C) 2020 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
4月17日(金)全国公開 → 5月22日(金)全国公開
(執筆者: ときたたかし)
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