どうもどうも、グルメ大好きのライター・丸野裕行です!
京都といえば、懐石などの京料理やおばんざいのお店が有名ですが、京都ならではの粉もんグルメもハズせません!!
そこで注目したいのは、大阪とまた違う出汁の風味と旨みが効いたたこ焼き! これがまたうまいんです!
最近頭角を現しているのは、京都伏見桃山に店を構える『たこ焼処 HANNARI』さん!
<写真:京都伏見桃山の人気店>
なんとこのお店、多いときで2品、毎月限定のたこ焼きを出しているという力の入れよう。
今回はこの人気たこ焼き店で出される限定商品の「開発秘話」を、お店の店主・渡邊英史さんとその奥様・みゆきさんに聞いてみました。
他店との差別化を図るために、たこ焼きを常に研究開発
丸野(以下、丸)「お店はいつから開店されたんでしょうか?」
渡邊さん「そうですね、ちょうど2年前になります。僕は、京都でも有名なたこ焼き店で修業をして、独立することを夢見ていたんで。背中を押してくれたのは、妻でした。“せっかくこれだけの腕があるんだからお店をやりましょう”と。京都でも有名になるくらいの店にしてやると、一念発起して出店しました」
丸「僕もここの味が好きで通うようになったんですが、毎月限定のメニューを多いときでは2品も出すって大変じゃないですか?」
渡邊さん「そうですね~、定番メニューだけ出す方が簡単なんですが、やっぱり限定メニューがあると、お客様も飽きないじゃないですか? “おお、今月はこんなたこ焼きなんだ、ちょっと食べてみよう!”と」
丸「なるほど」
渡邊さん「京都市内にこれだけのたこ焼き店がある中で、僕らがその味を認めてもらうには、面白いアイデアが詰まった限定メニューを考える必要があるんじゃないかと思いまして。妻とは常にトレンドにアンテナを張って、開発しています」
みゆきさん「うちの主人は、たこ焼きを焼くのはうまいんですけど料理ができないので、私がサポートしながらなんとか作りあげていっています(笑)」
丸「えっ、料理できないんですか?(笑)」
渡邊さん「たこ焼きだけですね(笑)」
商品開発に時間がかかることも
丸「商品開発はお店が終わってからですか?」
<写真:今月の限定メニュー>
<写真:ミートソース>
<写真:ツナマヨ>
渡邊さん「そうですね。仕事中に時間があるときには、妻と“あ~でもない、こ~でもない”と話し合ってます。まずはアイデアを出して、2人で精査。それからたこ焼きに合うように調整していくんです。商品開発が、月末ギリギリになることもありますね(笑)」
丸「ほほう。めちゃくちゃ焦るんじゃないですか?(笑)」
<写真:定番メニューも充実>
<写真:塩たこ焼き全部乗せ>
<写真:テイクアウト予約のチラシも奥さんのお手製>
渡邊さん「そうですね(笑) 妻がPOPなども作らないといけないので焦ります(笑)」
見よ! この毎月限定メニューの数々を!
<写真:夏の冷やしレモンたこ焼き>
<写真:激辛麻婆豆腐たこ焼き>
<写真:ピザたこ焼き>
<写真:カルボナーラたこ焼き>
<写真:山盛りの天かすをのせたたこ焼き>
<写真:キーマカレーたこ焼き>
<写真:トマトニンニクたこ焼き>
<写真:濃厚魚介豚骨つけたこ焼き>
<写真:天つゆ出汁つけたこ焼き>
<写真:京あんかけたこ焼き>
<写真:パンダおろし天つゆ梅風味>
いろいろなお客様のために限定メニューをやめることはない
丸「どれもこれも美味しそうですが、この限定メニューはこれからも続けていくんですか?」
渡邊さん「うちのお店の味を気に入って、老若男女いろいろなお客様が来られます。ご近所の高齢者の方々には、やっぱり定番メニューが人気ですが、この限定メニューを楽しみにして来られる方も多い。もっともっと、いろいろと美味しいものや調味料を探して、たこ焼きとコラボさせることができたらいいな、と考えています。やめることはありませんね(笑)」
<写真:カリッというよりもとろけるような口触りのたこ焼きが人気>
丸「これから考えているものってありますか?」
渡邊さん「今後は、来月のネギおろしたこ焼きやシャキシャキのモヤシをのせたたこ焼きなども出していきます。ちょっと冒険なんですが、僕は北極ラーメンが好きなので、夏場に激辛スープにつけて食べるたこ焼きなんかも開発中ですね。やっぱり夏場は、辛いものが欲しくなりますから」
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京都にきたときにはぜひこのアイデアいっぱいの『たこ焼処 HANNARI』の限定たこ焼きを食べてみてください。
ひと味違うたこ焼きの味の虜になるはずですよ!
『たこ焼処 HANNARI~はんなり~』
住所:京都府京都市伏見区桃山南大島町67-66 サンヴィラ桃山 1F
TEL:075-604-3300
営業時間:月・水・木・金・土/11:00~20:00 日祝/11:00~18:00 ※日曜営業
定休日:火曜日※営業時間・定休日が変更の場合があるので、来店前にご確認を
(執筆者: 丸野裕行)
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