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『町田くんの世界』と『キングダム』の共通点「素敵な“日常の崩壊”を楽しむ事が出来る映画」



『舟を編む』で、第37回日本アカデミー賞・最優秀作品賞を含む計6部門を受賞。いま最も次回作が期待される監督として国内外から注目を集める天才・石井裕也監督の最新作『町田くんの世界』。


公開されるやいなや鑑賞者からは「いま、必要な作品だった」「傑作!!やべぇな青春!!!!」「生きてきて観てきた映画の中で1位!」「これを観れば世界は平和に包まれる!…かもしれない。」「気付いたらバカみたいに泣いてた」などSNS上で絶賛の声が続々! また香港、マカオ、台湾、韓国での海外配給がすでに決定、カナダで開催される「ファンタジア国際映画祭」オフィシャルコンペテイション部門「Cheval Noir(シュバル・ノワール)」にて選出されるなど、町田くんの世界が広がりをみせています。



本作のプロデューサーを務めているのは、興行収入50億突破の大ヒット作『キングダム』プロデューサーの北島直明さん。そう、この春全くタイプの違う2つのヒット作品を手がけているお方なのです。


今回は、そんな『町田くんの世界』と『キングダム』の知られざる共通点について、北島さんにコメントをいただきました!



映画『キングダム』と映画『町田くんの世界』は、全く異なる作品のように見えて、実は共通点があります。僕が考える映画体験は”非日常を楽しむもの”。つまり、”日常の崩壊”というものが映画作りの根底にあります。現実世界では、災害や事故、いじめなど、あってはならない”日常の崩壊”に溢れています。だったら、映画の世界だけでも”日常の崩壊”によって素敵な出来事が起きた方がいいと思うんです。『キングダム』では、信が漂と(後に政にも)出会う事で、彼の人生は大きく変わる事になります。『町田くんの世界』では、町田くんが偶然怪我をしてしまった事で猪原さん(ヒロイン)と出会い、新しい価値観に目覚めていきます。2つの映画作品は全く異なるテーマですが、”人との出会い”によって”日常が崩壊”して大きく人生が動いた、という点においては同じです。その出会いによってもたらされたものは、信も町田くんもいい事ばかりではありません。でも、確実に彼らの人生は素敵な方向へと舵が切られました。なぜなら、2人とも、一生懸命で真っすぐで、嘘をつかず、人のために頑張る事が出来るからです。だから、人との出会いを重んじて、足掻きながらも自分の人生をいい方向へと変えようと頑張る事が出来ると思うんです。『キングダム』も『町田くんの世界』も素敵な”日常の崩壊”を楽しむ事が出来る映画作品です。信、町田くんの真っ直ぐなエネルギーがたくさんの方に届けば嬉しいですね。


北島直明(映画プロデューサー)



『町田くんの世界』大ヒット上映中

運動も勉強も苦手で、見た目も地味な町田くん。でも人を愛する才能がズバ抜けていた!そんな彼が初めて”わからない感情”を知った時、周りのすべての人を巻き込んで、驚天動地のドラマが動き出す!みんなどうする?どうなる?


http://wwws.warnerbros.co.jp/machidakun-movie/


(C)安藤ゆき/集英社 (C)2019 映画「町田くんの世界」製作委員会


―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』
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