自主回収と発売中止で集まる嘆きの声
電子レンジで温める新しいタイプのポテトチップスとして2月19日(火)に発売された『レンジdeポテリッチ 濃厚バター醤油味』(税込価格:152円)が、発売からわずか4日の2月22日に自主回収となってしまいました。
■『レンジdeポテリッチ』発売4日で自主回収&販売中止 「食べたかった」「改善してまた出して」
https://getnews.jp/archives/2125995
突然の発表を受け、ネットでは運よく食べられた人、食べられなかった人それぞれから多くのコメントが寄せられました。
堀江貴文さんもこの自主回収のニュースに対し「えー、食べたかったー」と残念そうなツイート。
えー、食べたかったー
カルビーが限定ポテチ販売中止 加熱で煙や火、自主回収 (共同通信) –https://t.co/fFgSWYGtrF—堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2019年2月23日
幻の商品を改めて食してみた「これめっちゃうまい!」
ガジェット通信では、この『レンジdeポテリッチ 濃厚バター醤油味』を回収前に入手していましたので、今回、改めてその味をレビューしてみたいと思います。
レンジにかける場合の注意点はこちら。
・袋に切り込みを入れる
・500Wまたは600Wで40秒
・オート機能による自動加熱は不可
・オーブントースター禁止
・加熱は一袋ずつ
まず袋に2cmほど切れ込みを入れ、500Wか600Wのレンジで40秒加熱します。加熱完了したら出来上がりです。簡単。
今回500Wで40秒加熱してみましたところ、袋全体がほんのりと熱を帯びた状態になりました。この状態ではやけどするような熱さは特に感じられませんでした。600Wで試したかったですが一袋しかない。後悔先に立たず。
やや熱めの蒸気が感じられる切れ込み部分からいざ開封! すると、バターとしょう油の香ばしさが一気に周囲に広がります。
待ちきれず口に運ぶと、熱を帯びたポテトチップから商品名の通り、濃厚な味わいで口の中が包まれます。
濃いバターとしっかりとした香ばしさの醤油が溶け合ったようなポテチの表面。ポテトはサクサクとした揚げたてでありながら、ほっくりした味わい。従来のポテトチップスとは一線を画した、出来立ての料理のような美味しさです。これがわずか40秒で出来るのだから驚き。
編集部でも
「確かに料理っぽい」
「味わいが深い」
「温められたことによって、サクサク感と濃厚さがアップ!」
「噛みしめるごとにじゃがいものホクホク感も堪能できる気がします」
と好評。
試しに冷めてしまった後も味見してみたのですが、サックリした歯ごたえと濃厚さの点で、通常のポテトチップスとは別物に感じられました。
再発売を強く期待
惜しまれつつも姿を消してしまった『レンジdeポテリッチ』、包材の開発には2年半を要し50回以上の改良や試作を重ねたという労作でした。さらに本来であれば3月12日(火)に“じゅわ~と溶けたとろ~りチーズ”が味わえるという『レンジdeピザポテト』の発売も控えていただけにこの回収と発売中止は悔やまれます。
期せずして幻の商品となってしまった『レンジdeポテリッチ』、『レンジdeピザポテト』ですが、是非とも不具合を解消して再発売して欲しいところです。本当に美味しかった……!
―― 会いたい人に会いに行こう、見たいものを見に行こう『ガジェット通信(GetNews)』