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「被災地への千羽鶴は自己満足のゴミ」なのか? 西日本豪雨でSNS上の議論が再燃



7月9日、気象庁は西日本を中心に甚大な被害をもたらしている今回の大雨を「平成30年7月豪雨」 と定めた。


支援物資や救援物資について、倉敷市の『Twitter』アカウント(@Kurashiki_City)の行った







【個人からの支援物資の受け付けについて(お願い)】
現在、個人からの支援物資については受け付けを行っていません。
義援金の受け付けについて、体制が整いましたら倉敷市HPやツイッターでお知らせしますので、ご支援よろしくお願いします。


倉敷市からのお願いです。現在、倉敷市では個人の方からの救援物資を受け付けていませんが、真備町川辺橋前に沢山の支援物資が置かれており、自衛隊の通行の妨げになり困っています。お気持ちは大変ありがたいのですが、支援物資を川辺橋前に置かないようお願いします。


といったツイートが話題となる中、「被災地に千羽鶴を送ることの是非」についての議論が再燃している。


これまでも、2010年に「ハイチ大地震の被災者に千羽鶴を送ろう」という運動が『mixi』を中心としたSNSで盛り上がったとき、2011年の東日本大震災のとき、2016年の熊本地震のときなど都度議論となってきた。


今回も、『Twitter』を中心としたSNSで「千羽鶴はただの自己満足のゴミにすぎない」といった趣旨の意見に対し、賛同する人と否定する人で議論となっているようである。








また、阪神・淡路大震災で被災した経験をもつ、キングコング西野亮廣さんの2017年のブログも再注目されている。


“僕は”差し入れは要りません。迷惑です。

https://lineblog.me/nishino/archives/9263250.html[リンク]


送るのであれば、東日本大震災のときグラビアアイドルの多田あさみさんが行ったことで話題になったいわゆる「大人の千羽鶴」にしよう、という動きも活発化しているようだ。


大人の千羽鶴始めました

https://ameblo.jp/tada-asami/entry-10830603917.html[リンク]


その一方で、「善意をゴミあつかいは酷い」「子供たちが純粋な気持ちで折った鶴にそんなこと言えるのか」「貰ってうれしい人もいるはず」といったような意見もあり、賛否はわかれているようである。


※画像は「いらすとや」より


―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
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