Fitbitは6月5日、スマートウォッチ新製品『Fitbit Versa』の発表会を開催。6月15日に発売することを発表したほか、子供向けの活動量計『Fitbit Ace』を同日に発売することを明らかにしました。
『Fitbit Versa』は、従来製品『Fitbit Ionic』と比べて軽量で、丸みを帯びたデザインが特徴のスマートウォッチ。米国では4月16日の発売以降、既に100万台を販売していることが発表されました。
心拍計『Pure Pulse』による心拍数計測、歩数や睡眠の計測、エクササイズの自動認識、運動を促すリマインダーやスマートフォンの通知、スマートフォンのGPS連携、といった機能を搭載。15種類の運動を記録できるほか、ワークアウト後に難易度をフィードバックすると次回に反映されるパーソナルなコーチング機能も利用できます。バッテリーは4日以上持ち、50m防水に対応。
『Fitbit Versa』と従来製品『Fitbit Ionic』には、女性のための健康状態のトラッキング機能を搭載していることも大きな特徴。生理周期を記録して前月と比較したり、動的に周期を予測することが可能。
今回の発表に合わせて、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険が女性社員を中心とした約300名に『Fibit Versa』を貸与することが発表されました。健康増進に活用するほか、乳がんの早期発見から罹患後までトータルサポートする新サービス『リンククロス ピンク』と『Fitbit Versa』を連携させたサービスの企画・検討をすることを発表しています。
音楽再生機能は、内蔵ストレージに300曲以上を保存してBluetoothイヤホンやヘッドセットで再生できるほか、ストリーミング音楽サービス『Deezer』と連携。公開されているプレイリストのほか、ユーザーの好みに合わせて自動生成するプレイリスト『FLOW』の再生に対応します。
“クロックフェイス”と呼ぶ文字盤やアプリをインストールしてカスタマイズが可能。1万8000人以上のアプリ開発者が参加し、現在900種類以上のアプリと文字盤が公開されているそうです。この日はアプリや文字盤の開発者を集めたイベントも開催されましたが、そちらの模様は別記事でご紹介します。
『Fitbit Versa』は、汚れに強く水泳に適したクラシックバンドのブラック、ピーチ、グレーの3色が2万8490円(税込み)。高級感のある布製バンドを組み合わせ、チャコール・ウーブン、ラベンダー・ウーブンの2色をラインアップした『Fitbit Versa スペシャル・エディション』は3万1320円(税込み)。
クラシックバンドの色違いやレザーバンド、メタルバンドも同時に発売。アクセサリーバンドは4104円(税込み)~1万1824円(税込み)の価格帯で販売します。
子供向けの活動量計『Fitbit Ace』も6月15日に発売。運動や睡眠の記録、目標達成時のバッジ獲得、友達と歩数を競い合う機能などを搭載。『Fitbit』アカウントにファミリーアカウントが追加され、保護者の管理下で子供をユーザーに設定できます。本体はエレクトリックブルーとパワーパープリの2色で、価格は1万1340円(税込み)です。
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