JR東海は、欧米を中心とした海外に向けて、日本の新幹線の魅力を伝えるアート展『Art of Shinkansen』を3月30日から4月1日まで、ロサンゼルスにて開催しました。予想を上回る大きな反響を受け、本アート展で展示された11人の現代アーティストによるGIF動画を鑑賞できるスペシャルサイトも3月30日(金)にオープンしています。
近年、日本の新幹線は、その高い技術や安全性から海外で大きな注目を集めています。『Instagram』では、外国人観光客を中心に「#shinkansen」を付けて多数の写真が投稿されており、その数は約30万件にのぼるほど! また、東京都が公開した新幹線の清掃の様子を収めた海外向け動画『7-Minute Miracle/7分間の奇跡』は、600万回以上再生されているなど、今や日本の新幹線は、海外の人にとって単なる移動手段としてだけではなく、観光対象の1つとなっているんです。
また、ウェブ上の表現手法として短い尺で自動ループ再生されるGIF動画が再評価され活用機会が増えていますが、JR東海では、海外に向けて新幹線を日本人の技術・感性を象徴するアートとしてとらえ、その魅力を直感的に伝えるGIF動画を活用したアート展『Art of Shinkansen』を3月30日〜4月1日の期間、ロサンゼルスのアートスペースにて開催。
#07 HIGH-SPEED CLEANING
#12 Train Station Lunchbox –Ekiben
国内外11名のアーティストが、それぞれ日本が誇る新幹線の技術やオペレーションをGIF動画で表現した15個の作品を常時放映。世界で話題になった清掃の様子や、緻密に設計された時刻表、東京から大阪までの人気観光スポット紹介、各駅で販売されている“駅弁”など、海外の人に新幹線の魅力を伝える作品を展示しました。
300名以上が来場し、レセプションには会場キャパシティの2倍を超える120名が殺到するなど、予想以上の反響で、大盛況となった今回のアート展。展示会場となったArt Districtは、米国の若手アーティストたちが最も注目する場所の一つ。「日本の企業、JR東海がここでイベントを開催すること自体がセンセーショナル」「NYでもハリウッドでもなくArt Districtでイベント行うことがクール。新幹線をGIFアートにする発想も素晴らしい!」と、多くのコメントが寄せられました。
スペシャルサイトでは、新幹線の窓を表現したフレームの中で、展示された全15作品を楽しむことができます。
まるで新幹線の運転席に乗っているかのようなスピード感溢れる風景を楽しめる「#1 SPPD」や、あまり見ることの出来ないメンテナンスの様子がアニメーションや実写で見られる「#3 14-DAYS OVERHAUL」「#8 THE NOSE POLISH」といった、日本人でも初めて見る興味深い情報が詰まった作品があったり、
JR名古屋駅で新幹線が停車している間にホームにある立ち食いきしめんの有名店『住よし』でサッと食事を済ませるサラリーマンの様子をアニメで描いた「#13 Platform Restaurant-Sumiyoshi」など、新幹線にまつわる日常風景がアートとしてGIF動画で描かれています。
日本人でも、改めて新幹線の魅力に気付かされる“Art of Shinkansen”。新幹線のアートとしてのクールな一面に触れてみてください。
Art of Shinkansen:
http://beingjapan.jp/special/jrc/
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