ゴールドカードを持っていたり、ビジネスクラスやファーストクラスの航空券を持っていると空港でラウンジを利用することができます。海外出張が多い人は利用する機会も多いのでは。言うまでもなく、ゴールドカード所有者が使えるラウンジより、航空会社の運営するラウンジのほうがゴージャスではあります。
Denied access @Qantas business class lounge in @Melair Melbourne Airport apparently Ugg (Australia) Boots are deemed sleepwear by the lady working there although no problem in any of the other lounges so far.Helpfully she suggested I go to one of the shops &purchase some shoes—Joanne Human League (@Lubycat) 2017年12月14日
先日、オーストラリアのメルボルン空港でカンタス航空のビジネスクラスラウンジを利用しようとした女性が、“アグ(UGG)のブーツ”を履いていたため入室を拒否されるという出来事がありました。入室を拒否されたのは、80年代に一世を風靡したイギリスのバンド、“ヒューマン・リーグ”のジョアンヌ・キャトラルさん。英語圏のメジャーなメディアの多くがこの出来事をニュースとして取り上げるなど、ちょっとした騒動となっています。
An airline lounge denied this woman access because she was wearing Uggs
http://www.foxnews.com/travel/2017/12/17/airline-lounge-denied-this-woman-access-because-was-wearing-uggs.html[リンク]
Qantas denies passenger lounge access — over her Uggs
https://www.bostonglobe.com/lifestyle/travel/2017/12/18/qantas-denies-passenger-lounge-access-because-her-uggs/tKXiBg1awnAodhWYt2hQUM/story.html[リンク]
Qantas bar pop star from business class lounge for wearing Ugg boots
http://www.independent.co.uk/travel/news-and-advice/qantas-human-league-business-class-lounge-joanne-catherall-ugg-boots-barred-clothing-rules-sleepware-a8109191.html[リンク]
Whereas what I had on were outdoor @UGG BOOTS pic.twitter.com/IPUPLV7QHf—Joanne Human League (@Lubycat) 2017年12月14日
https://twitter.com/Lubycat/status/941166418199851009
ジョアンヌさんが履いていた“アグ(UGG)のブーツ”がこちら。
Qantas Domestic Lounge Dress Guidelines
https://www.qantas.com/travel/airlines/qantas-club-dress-guidelines/global/en[リンク]
ドレスコードって曖昧なケースが多く、逆に混乱を招くケースも多々ありますが、カンタス航空のドレスガイドラインには、“アグ(UGG)のブーツ”はsleepwear(寝間着)に該当するのでNGときっちり明記されていますね。
水着だのトレーニングウェアが不可なのは理解できなくもないですが、それでも狭い機内で少しでもくつろげるように楽な格好で搭乗したい人は多いはずです。ビーチから直行してきたかのように、砂がついているビーチサンダルとか、泥だらけのブーツではない限り、ドレスコードを設定するのであれば、もうちょっとお客様目線で考えて欲しいものです。空港のラウンジにドレスコードがあるってこともきちんと周知すべきでしょうね。
※画像:
https://www.qantas.com/travel/airlines/qantas-club-dress-guidelines/global/en
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』