関ジャニ∞の渋谷すばる、村上信五、横山裕が11月2日放送のTBS『櫻井・有吉のTHE夜会』に出演し、売れなかった時代の苦労した過去を明かした。
10代の頃、関西ジャニーズJr.として活動していた3人。横山が就職しつつもジャニーズJr.の活動を続けていたと語ると、有吉が「就職とかバイトはジャニーズってOKなの?」と質問。村上は遊園地で急流すべりのチケットのもぎりのバイトをしていたと話し、関西ジャニーズJr.は「あの頃はみんなバイトをしていた」という。渋谷は、荷物を運ぶ日雇いバイトに行くも、身体が小さかったため、「無理だから2000円だけもらって帰ってくれ」と帰らされたことが1回あったと語った。
嵐メンバーや滝沢宅に入り浸り
嵐がデビューした1999年頃、まだJr.として活動していた3人も本格的に東京進出。当時、ジャニーズJr.の人気は高く、キー局でジャニーズJr.メインのゴールデン番組なども放送されていた。
しかし、毎日東京での仕事があるわけではなく、お金もない3人。関西住みだった3人は、当時実家暮らしだった嵐・二宮や相葉の家に度々泊まっていた。大阪に帰らずに、二宮や相葉の家から東京の仕事現場へ行くことも多かったのである。村上は、東京で仕事がない数日間をなんとか大阪に帰らず過ごせれば、支給される新幹線のチケットを金券ショップに売ることができると考えたからだ。
「当時、四谷の雑居ビルの4階のところ、(買取価格が)めっちゃ高いぞ!って話した」と村上。このエピソードを聞いたスタジオゲストの北村弁護士は、「すごく良い苦労話で事務所も許してくれると思うけど、(支給されたのを売った)新幹線チケットのことは、詐欺だね」とバッサリ。櫻井や村上は「20年前の話なんでもう時効です」と言い合った。
一方、渋谷はタッキーこと滝沢秀明の家で半同棲状態。当時、「東のタッキー、西のすばる」と言われるほど、ジャーニーズJr.の東西のトップとして活躍していた2人。
「毎日一緒にいたんですよ。(その時はすでに)滝沢くんの家と僕の家が近くて、ずっとタッキーの家にいました。何するわけじゃなくボーっとするというか。タッキーは当時から映像の編集が好きで、部屋の奥でずっとパソコンをやっていて、邪魔したら怒られるから、ボーっとしてるっていう。タッキーが作業終わって『ラーメン行くか』ってなったらついて行って」と渋谷。村上に「お前の意志はなかったわけ?」と尋ねられ、「だって俺が腹減っても邪魔したら悪いからさ」と渋谷が明かした奇妙な関係に、櫻井だけでなく、村上も「知らなかった」と驚きの表情をみせた。
渋谷にあまり干渉しなかった理由を、滝沢本人に番組スタッフが聞き取り。滝沢は「(渋谷が)カタツムリのように静かだったので そっとしておきました。今度夜会のロケで飲みながら当時の暴露話でもしましょう!」とコメント。滝沢も渋谷に対して気を遣っていたことが判明した。
また、2001年に東京のレギュラー番組が終了してしまうと、新幹線のチケットも支給されないため資金源がなくなり、横山はパチンコ通いをして店の出玉チャンピオンになったことや、村上は出来はじめたばかりの24時間営業のネットカフェで寝泊まりしていた過去などを赤裸々に語った。
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』