マーベル映画の最新作『マイティ・ソー バトルロイヤル』のワールドプレミアが、10月10日(現地時間)にロサンゼルスで開催。
翌日には、クリス・ヘムズワース(ソー)、トム・ヒドルストン(ロキ)、マーク・ラファロ(ハルク)、ケイト・ブランシェット(ヘラ)などの豪華キャストが記者会見に登壇。世界各国の記者約200人が見守る中、タイカ・ワイティティ監督、マーベル・スタジオ代表のケヴィン・ファイギらと共に、最新作に関する質問に答えました。
会見で話題の中心となったのは、アベンジャーズの最強助っ人ことハルク。主演のクリス・ヘムズワースは、「最高だよ。今回のハルクが僕の一番のお気に入りだね。今までの作品ではハルクとソーは互いに戦うシーンくらいで、あまり一緒にいるシーンがなかったんだけど、今回は共闘する。即興で演技しながら、今までになかった化学反応を生み出していくのは楽しかったよ。本作のハルクは、すこしだけ会話ができるようになったから、今までよりもユーモアがあって、魅力的なんだ」と、本作のハルクについて明かしました。
「もちろんハルク単独映画をやりたいね」と語るハルク役のマーク・ラファロは、「実は、以前ケヴィンから“ハルク単独映画をやるなら、どんなことをしたい?”と聞かれたんだ。僕は自分の考えを伝えた。するとケヴィンが“最高だな! それを次の3作品でやろう! まず『マイティ・ソー バトルロイヤル』からはじまって、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ』シリーズ第4弾へと続ける”って答えたんだ。でも……あれ、これはハルクの単独作品っていえるのかな?」と冗談めかして答え、会場の笑いを誘っていました。
一方、それを聞いたケヴィン・ファイギは、「一時期は単独作品も考えたけど、今後の『アベンジャーズ』2作にとってハルクの存在は重要で、今は『アベンジャーズ』シリーズに彼を登場させることで、どんなストーリー展開ができるか考えることほどワクワクすることはないよ」と、控えめにコメントするにとどめました。ハルクの単独作、ちょっと実現は難しそうですね。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』本編映像(昔からの知り合い)
https://youtu.be/wqX41xliYVw
また、この会見にあわせてハルクとソーの再会シーンを収めた本編クリップ映像が公開。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の2年後、消息を絶ったハルクとひょんなことから闘技場で再会を果たしたソー。戦友との思いがけない出会いに興奮した様子を見せるが……それとは裏腹にハルクは雄叫びをあげ敵意むき出し? そして、そこにたまたま居合わせたロキは、過去ボコボコにされたハルクとの悲劇の再会に硬直。公開への期待感を高める映像となっています。
『マイティ・ソー バトルロイヤル』は11月3日(金・祝)より日米同時公開。
(c)Marvel Studios 2017
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