米パラマウント・ピクチャーズは、ソニア・プルネルによるスパイ小説『A Woman of No Importance(原題)』の映画化権を獲得し、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に出演した女優デイジー・リドリーを主役に起用した。
『A Woman of No Importance(原題)』は、第二次世界大戦前に米国務省に入り、キャリアを目指した裕福な女子相続人であり、一流のスパイでもあるヴァージニア・ホールの伝記小説だ。
彼女は女性への差別と障がい(狩猟時の事故で足の一部を失った)により、キャリアへの道を閉ざされる。その後、第二次世界大戦に入り、彼女は英国の特殊作戦執行部(Special Operations Executive、SOE)のために働いた。
バッド・ロボット・プロダクションズがプロデュースする。
米パラマウント・ピクチャーズは現在、プロジェクトに加わる脚本家を探している。
ブレイクのきっかけとなった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に出演後すぐ、リドリーは『スター・ウォーズ』シリーズの合間に、自身の才能を伸ばすことのできるプロジェクトに参加している。現在リドリーは、ロビー・ブレナーがプロデュースを務める映画『The Lost Wife(原題)』、J・J・エイブラムスがプロデュースする映画『Kolma(原題)』、映画『Ophelia(原題)』に参加している。現在リドリーは米FOXによる映画『Murder on the Orient Express(原題)』の撮影に入っており、その他にもすでに撮影を終えた米ソニー・ピクチャーズによるジェームズ・コーデン主演の映画版『ピーターラビット』、12月に公開を控える映画『Star Wars: The Last Jedi(原題)』に出演する。
リドリーはCAAと代理人契約を結んでいる。このニュースはDeadline Hollywoodが最初に報じた。