W主演の坂口健太郎、吉田鋼太郎が登壇 『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』制作発表会
3月24日、幕張メッセにて、『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』制作発表会が行われた。イベントには坂口健太郎と吉田鋼太郎が登壇した。
坂口健太郎、実はかなりのゲーマー 「『FF』シリーズほとんどやってる」
本作はオンラインゲーム『ファイナルファンタジーXIV』を題材とした人気ブログが原作。ブログがSNSで話題になり書籍化、スクウェア・エニックスの全面協力を得て実写映画化が決定した。
息子役を演じる坂口は「ドラマ版を拝見させてすごく面白かったです。なにより、『ファイナルファンタジーXIV』は僕もプレイしていて、とても楽しんでいます。ゲームの良さをしっかり伝えられるような、息子と父親のヒューマンドラマをしっかり演じていきた」と意気込んだ。
父親役の吉田鋼太郎は「テレビ版で大杉漣さんが演じていたやくを演じさせていただいています。大杉さんとは何度かお仕事をしていて、大好きな尊敬する先輩だったので、亡くなられたことが本当に残念です。その大杉さんのやってらしゃった役をやらせていただいて、とても光栄で責任が重大だなと思いつつ頑張ってやっています」と語った。
撮影のため現場に来られなかった野口照夫監督によるビデオレター内で、主演の二人が実はゲーマーであることが語られ、坂口は「僕はゲームがすごく大好きで、『ファイナルファンタジー』シリーズはほぼ全作プレイしているくらいなんですよ」と趣味を明かした。
『ファイナルファンタジーXIV』のプロデューサーである吉田直樹から役作りの難しさについて質問されると、坂口は「僕は映画の中で岩本アキオでもあり、マイディー(ゲーム内のキャラクター)でもある。ゲームの中の気持ちと自分をシンクロさせるというか、そこは難しいと感じました」と話した。
同じ質問に、吉田鋼太郎は「基本的にお父さんは寡黙な役でセリフを覚える作業をほとんどしなくていいという、ちょっと楽してる感じなんですけど。喋って演じることの方が得意なんですけど。あまり喋らず、伝えたいことだけを言葉少なに喋る人なので、そこの難しさがとてもあります」と答えた。
役作りの工夫について、坂口は「自分のアキオというキャラクターを作るという中でも、役作りとして『ファイナルファンタジーXIV』をプレイするということも重きがあったので、すごく楽しい役作りだなと。ゲームをやりながらアキオが構築されていく感じでした」と振り返った。
ゲームと本人のイメージのギャップがあったというプロデューサーの吉田直樹による意見について、吉田鋼太郎は「大きな声で言いたいですけど、僕らはゲーム世代なんですよ。僕がたぶん20歳くらいの頃にファミコンが登場したわけですよ。ファミコンからスーパーファミコン、プレイステーションまで全部やってるんですよ。『ファイナルファンタジー』も一作目からずっとやってる。今も『XIV』もやって『XV』とそのオンラインバージョンの『戦友』もやってますよ」と、ゲーム好きをアピールした。
発信地・日本
<文・デザート編集部>