海外でもバカウケ 映画『翔んで埼玉』大ヒット御礼舞台挨拶第2弾
3月18日、新宿バルト9にて映画『翔んで埼玉』大ヒット御礼舞台挨拶第2弾が開催。主演のGACKT、家政婦役を演じた益若つばさ、監督の武内英樹が登壇した。本作は週末興行ランキングで1位、「ぴあ映画初日満足度調査」で93.5点を獲るなど盛り上がりを見せている。
GACKT「スタバで麗様の格好をしてたら外国人にめっちゃ撮られた」
麻実麗を演じるGACKTは本作の盛況ぶりについて「監督が一番驚いてるんじゃないですか?ここまで埼玉の人たちに受け入れていただいて。そして、全国の人たちからも受け入れていただいて」と切り出し、「実は初日の舞台挨拶のあと、一人一人が挨拶をしていたんですけど、武内監督は半分涙しながら『ここに漕ぎつけるまでに何回も挫折しそうなことがあったんですよ。そんなにすんなりいったわけではないんですよ』ということを言っていて、涙しながら話しているのを見て京本さん(埼玉デューク役の京本政樹)が笑ってたっていう。感動するところだろと。京本さんニヤニヤしてましたよ」と笑いを誘った。
自身も埼玉出身である益若は「ヒットしましたね。周りの友達から、すごいね、バズってるねと行く先行く先で声をかけてもらいます。ファッションショーなどの違うお仕事に行っても、埼玉ポーズをしてくださいと言われてポーズすると喜んでもらえます。埼玉が受け入れられている気がして埼玉出身者として嬉しいです。私自身も作品のファンです」と挨拶した。
武内監督は「本当にびっくりしています。埼玉だけでウケればいいと思って局地的ヒットを狙っていたんですけど。3日目にシカゴの映画祭に行ったんですけど、なぜかアメリカ人もゲラゲラ笑ってるんですよね。上海でもバカウケで。意外と海外でも笑いが取れるなとわかってきました。いま、いろいろな市町村からうちもやってくれと殺到しているんですけど、これができるのは埼玉だけだなとは思いますね」とコメントした。
イベントでは、最も本作をリピートして観ている方へ埼玉県名産の狭山茶が贈られた。16回も観ているという観客が登壇すると、GACKTは「逆に聞きたいんですけど、16回も観ているのはなにか心に病があるんですか?」と質問し会場を笑わせた。埼玉各地などの映画館の反応の違いが面白く、最も反応が良い池袋では毎回上映後に拍手が起こっていたという。
締めのメッセージに、GACKTは「各地の反応を見たくてと言われて、そういう楽しみ方もあるんだと気づかされました。僕も池袋はもちろん、いくつか映画館を回ってインスタライブで中継しながら観てみようかな」と話し、本人だとバレるという指摘には「変装してもバレちゃうんですよね。一回、スタバで麗様の格好したままお茶を飲んでたことがあったんですよ。外国人がめっちゃ写真撮ってきて。ヤバイやつがいるって。日本の方は絶対に僕に目を合わせないんですよ」とエピソードを明かした。
●ギャラリー
発信地・日本
<文・デザート編集部>