8月25日の『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ・日本テレビ系)で放送された、一般人提供の映像に視聴者からドン引きの声が集まっている。
問題となっているのは、「衝撃映像 夏の総決算SP」と題されたコーナーで紹介された映像。各地で撮影された衝撃事故映像やペットの面白映像などが紹介された。
そんな中、「赤ちゃん“敗北”を知る」というタイトルで取り上げられたのが、10ヶ月の赤ちゃんと11歳の小型犬の映像。犬が赤ちゃんにおもちゃを押し付けるような仕草を見せたり、赤ちゃんの後を付いて回ったりする映像が流れ、「大の仲良し」「いつも一緒」と紹介されていた。
しかし、次に流れたのは、「あの時ばかりは“絶対負けられない”ライバルになっちゃうんです」として、赤ちゃんが手にしているおやつを犬が食べてしまうという映像。カメラのフレーム外から、飼い主らしき女性の声が「ダメ、ダメ、ダメ」と指摘していたが、犬は全く意に介さず、赤ちゃんのおやつを盗み食い。飼い主の「あー」という声も上がっていた。
その後も「別の日」として、やはり犬が赤ちゃんのおやつを食べる映像が紹介。赤ちゃんがおやつを握っていたため、犬が噛みつくように奪おうとする場面もあった。
なお、飼い主の証言によると、おやつを何度も奪われたためか、最近では赤ちゃんの方から犬におやつを差し出すようになったとのこと。飼い主は「(赤ちゃんが犬におやつを)しょうがなくあげる」と話しており、「対抗心が見えますよね」と、犬が赤ちゃんをライバル視していることも明かしていた。
しかし、この映像にネット上からは「親は動画撮ってないでやめさせろ。犬の体にも悪いやろ」「人間の喰うもの犬が喰うの黙認してんじゃねーぞ、飼い主…」「噛み殺されても知らんぞ」といったドン引きの声が殺到。また、これを放送した『ミヤネ屋』にも、「ワイドショーの質も落ちるところまで落ちたな」「youtubeから勝手に拾ってきた映像で番組作りですかお手軽ですね」という皮肉の声が集まっていた。
犬が赤ちゃんに本気噛みしたり、人間のおやつを食べて病気にもなりかねないこの映像。飼い主はもちろん、この映像を「面白い」として流した番組側への疑問の声も集まっていた。