11月11日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で、ダウンタウン・松本人志(59)が若手時代に「ギャラもいらないから前説をやらせてください」と頼み込んだトークショーがあったと回顧する場面があった。
「憧れの有名人を生で見られて嬉しかった」という話題になった際、「俺は18~20歳くらいの時に、さんまさんと紳助さんのトークが見れる(番組があった)」と切り出した松本。
当時、お笑いコンビの紳助・竜介がやっている『ヤングプラザ』(テレビ朝日系、1978~1986年)があったそうで、若手時代の松本は「前説をやりたくてしょうがなかった」と回顧。そして「それをやると月に1回(番組に)さんまさんが来るのよ。さんまさんと紳助さんの生のトークが見られる」「それが見たかったから」と前説をしたかった理由を告白。
当時、大阪で若いお客さんが唯一集まる番組ということやお客さんにネタを見てもらえる場が少ないということもあり、松本は「ギャラもいらないから前説をやらせてください」と頼み込んだそうで、その甲斐あって前説をすることができたという。
そして「前説が終わると一番前の席でちょっと端やけど見れるわけよ。紳助さんとさんまさんのトークが見たくて」「なかなかそんなにしょっちゅう見れるものでもない」と当時の状況を説明しながら、「こんなんなれるのかな?」と思いながら見ていたと振り返り。
ほかの出演者から「どう思ったんですか?松本さんは?」と聞かれると、「この人たちとどう戦っていこうか、渡り合っていこうか」と考えていたと告白した。
「当時の松本はまだ全然さんまや紳助と肩を並べられる状況ではなかったものの、そのときから『この人たちがやってないことをやらないとあかんと思った。じゃあ何があるかなって考えた』そうです。これに千鳥・大悟(42)は『その時点で考え方が違いますもんね』と感心。なおこの後、松本は『浜田(雅功)は何も見てなかった』と明かし笑いを誘っていました」(芸能ライター)
この放送後、ネット上では「さんまさん紳助さんのトーク見たい〜!」「紳助さんとさんまさんのトーク見たさにギャラなしでいいからってお願いして前説させてもらってたのスゴイ話」「さんま・紳助のトーク見たさに、ノーギャラで前説をやらしてくれと頼む、若き日の松本人志」などの声が集まっていた。