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香川照之、不祥事発覚直後の演技に粗が?『六本木クラス』に「迫力感じられない」の声


 木曜ドラマ『六本木クラス』(テレビ朝日系)の第12話が9月22日に放送された。

 第12話は、長屋ホールディングスの臨時株主総会当日。これまで働き詰めだった麻宮葵(平手友梨奈・21)はとうとう体調を崩し、倒れてしまう。葵不在で長屋へ向かった宮部新(竹内涼真・29)は、すっかり変わり果てた長屋茂(香川照之・56)と再会し――というストーリーが描かれた。

 第12話でも、ストーリー本編以外の話題をかっさらったのは、主人公・新のライバルである長屋茂を演じる香川照之だった。

「香川といえば、8月24日『週刊新潮』にホステスへの性加害が報じられて以降、名前にその不祥事が付きまとうように。当初、被害者本人からは訴訟を起されていないということで、許されるモードが出ていましたが、次週に『週刊新潮』が続報として、クラブのママの女性の髪を掴み笑っている写真を掲載した上、『週刊文春』もドラマスタッフへの暴力を報道すると、世論は一変。香川は多くのCMを降板。金曜MCを務めていた『THE TIME,』(TBS系)も降板しました。一方、『六本木クラス』は降板せず。しかし、第12話以降は、報道以降に撮影されたのではないかと以前から噂になっていました」(芸能ライター)

 現在、茂は病魔に侵されて余命僅かという設定。それでも第11話までは、死期が間近に迫ったことを知りながらも新に煽られ、余命をまっとうしようとする独特の覇気が見られた。

 しかし、今回の放送ではネット上から、「迫力感じられない」「報道受けて気まずいんだろうな」「いつもと全然違う」「息子役の早乙女太一(30)の方がすごすぎて負けてる」といった指摘が集まっていた。

「この日は、茂の策略により後継者の椅子を外され、刑務所に入っていた龍河(早乙女太一)が“闇落ち”し、葵を拉致。助けに来た新が協力者のヤクザにより、新は銃で撃たれるという展開に。ラストには龍河が茂に電話をかけ、『僕、ずっと……父さんの自慢の息子になりたかった』と言い、『全部終わらせるよ』と宣言するという迫力のシーンがありましたが、演じた早乙女太一が、一度地獄を見た男の気迫を見せていたのに対し、香川は焦っているだけの、少々物足りない演技に。前週まではあった殺気のような凄みは完全に失われていました」(同)

 不祥事報道により、俳優が仕事を失うことには賛否両論あるが、さすがの今回の“鬼畜報道”は香川のメンタルにも、演技力にも影響してしまったのかもしれない。

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