お笑いコンビ・TKOの木本武宏（51）が、億単位の投資トラブルに関係し、23日付で所属事務所の松竹芸能を退社し、個人事務所を設立したことが複数メディアの報道で明らかになった。
木本もこの日、公式ツイッターで「この度はお騒がせしてしまい申し訳ありません。本日を持って松竹芸能を退所することになりました。必ず近日中に事の経緯をきちんと説明させて頂く所存です。ご迷惑をおかけした番組・スタッフ・スポンサー・友人の皆様、またこんな私の事を応援してくださったファンの皆様に心からお詫び申し上げます」とするコメントを発表した。
以前から投資やビジネスに強い関心を持っていたという木本。7〜8年前から仮想通貨に興味を持ち始め、周囲のスタッフや後輩芸人にも声をかけていたようだ。
「木本が集めたカネは一説には軽く5億円を越えるとも7億円以上とも言われ、本人も全額把握してない可能性もある。木本がカネを預けた先の投資家とは連絡が取れなくなっているようで、近日中に返金訴訟を含めた法的処置を取ることも明かしています」（芸能記者）
すでにテレビ業界では騒動によって「木本は永久追放」の声も上がっている。すでに収録済みの番組はすべて編集カットが決定し、レギュラーを務めていた関西ローカルの番組『週末ライブ キモイリ！』（KBS京都）は21日、「23日の放送をもって番組を終了する」と発表した。さらに、レギュラー出演するMBSラジオ『エビ中☆なんやねん』の降板も決定。MCを務めるBS11の番組『アプリ学院！』も8月放送分から代役が立てられるという。ここまで波紋を広げてはもはや木本にテレビ業界に居場所はない。
「番組終了で路頭に迷うスタッフや関係者もいる。もう関西テレビ業界のみならず芸能界も永久追放レベルの大失態ですね。木本はすでに貯金も底をついているようで再起は厳しく、木本には返済する術はありません。そうなれば、いま話題の“ガーシー”こと東谷義和氏（50）のように暴露系YouTuberになるしかない。木本なら長年の芸人活動で見聞きしてきた裏話やゴシップが大いにあるはず。YouTubeチャンネル登録者100万人も現実的な数字です」（前出記者）
ここまで騒動が大きくなってしまい、木本はのようなオチをつけるのだろうか。騒動はまだまだ収まりそうにない。
