5月25日のバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS系)で放送された「ハプニング盛り込みネタ選手権」が「『水曜日のダウンタウン』史上一つまらない」と物議を醸している。
この企画は、芸人たちが自らハプニングを考えて、それをあえてネタに盛り込むというもの。劇場での漫才形式で、お笑いコンビのAマッソ、パンクブーブー、お笑い芸人のZAZY(33)が挑戦した。
しかし、結果は散々。VTR後のスタジオトークではパネラーのお笑い芸人・土田晃之(49)が「もうちょっとルールしっかり決めてからの方がいいですよね」とやんわり苦言。MCのダウンタウン・松本人志(58)も最後、「この選手権、別にTVerで流さなくていいかな」と苦笑いするほど。
ネット上からも「くっそつまらない」「見てて恥ずかしくなる」「うんざりした」「過去一つまらない」「よくオンエアしたな」というバッシングばかりが集まっていたが……。
「芸人はそれぞれ、客席に仕込んだ仕掛け人にヤジを飛ばさせたり、途中で館内放送が流れてしまったり、元カノや無関係な人がステージに乱入するといったハプニングを考案していましたが、もちろんそれらは芸人自身が考えたものなので、そのハプニングありきのネタに。視聴者ももちろん、ハプニングは芸人が考えていたものと知っている状態のため、ステージで起こることはハプニングでもなんでもなくネタの一環。その意味のなさが視聴者を困惑させてしまったようです」(芸能ライター)
また、ZAZYに至ってはヤジすらも得意の音ネタに盛り込みながら、最後はなぜか吐血して倒れるというハプニングを盛り込んでいたが、ネットからは「放送事故」「なんにもハプニングじゃないじゃん」「地獄絵図」という声が集まってしまっていた。
ルールもなく、芸人が考えたハプニングを自ら盛り込むという、ただのネタ披露の時間だった今回の企画。第2弾が放送されることはなさそうだ。