タレントのマツコ・デラックス（49）とお笑いタレントの有吉弘行（47）がMCを務めるバラエティ番組『マツコ＆有吉 かりそめ天国』（テレビ朝日系）が3月11日に放送された。この日はMCふたりの許容力が視聴者の間で話題になった。
事の発端となったのは、「準備不足の人にイライラする」というテーマでトークしていたときのこと。ふたりとも事前に準備万端で外出するそうだが、有吉は以前、コンビニのレジ前でダラダラしている人に遭遇し、咳払いをしたり、足踏みをしてアピールしていたところ、その人から「はい？ なんですか？」と言われたというエピソードを披露。有吉はタップを踏んで誤魔化したと明かしていた。
この有吉の対応にマツコは「えっ偉いね」と驚愕。「あたし、多分そんなこと言われたら、写真撮られてもなんでもいいから『ちょっとなんですか？ じゃねえだろ！』って絶対言っちゃうわ、そんなの」と断言。有吉はマツコの短気っぷりに「あおり運転大変なタイプ。煽られちゃって。止めちゃう？」とイジっていた。
その後、話題は煽り運転に。マツコは「こんなにニュースでやってるのにまだやる。あんなことできる人ってちょっとやべぇ人」と指摘。遭遇した際の対応の一つとして、「自分の車の修理代とかいろいろ考えちゃうだろうけど、本当にやべえと思ったらちょっと 隙間あるんだったらそこ車ぶつけて逃げるぐらいのことしないと」と明かしていた。
しかし、このマツコの一連の発言に視聴者からは、「対応が過激すぎる」「ぶつけるのはさすがに…」「煽りでぶつける側もどこかしらやべえ人」という声が集まっていた。
「そもそもレジ前でモタモタするのはマナー違反とはいえ、そこまで責められるものではなく、後ろから嫌がらせした挙句に威嚇する意思を持っていることに疑問の声が集まっていました。煽り運転も社会的に問題化していますが、自分からぶつけにいく方法は決して正しくなく、事態をより悪化する恐れもあるため、沸点の低いマツコに視聴者から困惑の声が集まってしまったようです」（芸能ライター）
対処法伝授のはずが、物議を醸してしまったようだ。
