3月2日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、千葉県内にある看護系学校での「教員によるパワハラ」疑惑を特集。これについて坂上忍(54)が言及したところ、視聴者から「お前が言うな」とツッコみの声があがっている。
去年入学した38人の生徒のうち4割にあたる15人が自主退学をしているといい、番組では、看護系学校を自主退学した男性を取材。元生徒によると、「あなたは他の学生に嫌われている」と言われたり、他の生徒の前で「将来の夢は決まっていないのに髪型のこうしたいみたいな思いはあるんだね」などとからかわれたりもしたという。
そのほか、「あんたみたいなバカに教えることはない」「あの高校は勉強しなくてもテストをクリアできる」と言われた生徒もいるようで、問題となっている看護系学校側が「パワハラはないと思いますが、今後、第三者委員会をつくりしっかりと究明いたします」と今後の対応について語ったと報じた。
これに坂上は「パワハラというより教える側のレベルとして、この人たちは大丈夫なのだろうかって感じちゃうんですけど」と指摘し、学校側がパワハラを認めていないことについても「よろしくないですね、この学校」と厳しく非難。続けて「学校の体質がこういう先生を放置している感じがする」「なんでもかんでもパワハラの一言で片づけるのは危険だと思って。これ、パワハラ以下っていうかもっとレベルが低いからタチが悪い」と私見を述べた。
こうした看護業界の実態は“あるある”と化しており、ネット上では「看護の世界ってそんなもんだよね。パワハラをパワハラと思ってないし、私も鬱になった」「全国の看護学校で一斉にパワハラ調査してほしい」「こんなレベルのパワハラなら私は散々やられてきました」との声が続出。
一方、坂上が意見したことについて視聴者からは「お前が言うな!!」「坂上忍すぐ『これってパワハラだよね~!?』って言うのに今『すぐパワハラって言葉で片付ける人ってどうなの?』って言ってて笑いが止まらん」「この人がパワハラに対しあれこれ言っても何の説得力はない」と呆れた声もあがっている。
「というのも、坂上は自身が総合プロデュースをしている子役養成所『アヴァンセ』で演技指導にもあたっていますが、2018年に『マツコの知らない世界』(TBS系)で演技指導の様子が放送されたときには『お前、今のだとただのヤバイ奴じゃん』『顔作ってんじゃねえよオラァ!!』と怒鳴り散らす場面があり、視聴者から『パワハラとしか思えなくて気分悪い』『坂上忍のリアルパワハラ…』と批判の声が続出していたんです。坂上は子役に対しても同じような指導を行っていると語ったこともありますが、どの業界においても昭和的なやり方は見直すべき時期なのではないでしょうか。」(芸能ライター)
同番組でも出演者に対するパワハラまがいの言動がたびたび問題視されている坂上。「自分のことを棚にあげて、何いってるんだ?」と思った人も多かったようだ。