木曜劇場『推しの王子様』(フジテレビ系)の第7話が8月26日に放送された。今回は作中で描かれたコンペにツッコミが殺到している。
第7話は、社内コンペで決定する『恋する森の中へ』の新キャラクターのデザインを社員たちが着々と進めているというストーリー。コンペに参加しているはずの航(渡邊圭祐・27)だが、他の社員のデザインが気になり、気持ちばかりが焦るもののまだ何も描けず――というものになっていた。
第6話から描かれていた新キャラを決定する社内コンペ。新入社員で初めてのキャラづくりとなる航は、光井(ディーン・フジオカ・41)に細かくアドバイスをもらうなどしてキャラクターを作り上げ、コンペに挑戦するという展開になった。
しかし、ツッコミの対象となっているのはそのコンペ中の出来事。航が新キャラとして提案したのは、メインキャラの3兄弟のいとこという設定で、月と書いて「ルナ」と読む男性キャラ。しかし「いつも身近にいて普段は気付かないけれどいざというときには頼りになる男というイメージです」などキャラ説明しているまではよかったものの、両親はすでに亡くなったと明かしたタイミングから雲行きが一変することに。
航は「昔は何をするにしても自信がなく人と比べてばかりでした。夢を見ることさえ諦めていました。でも自分と向き合うことができたときルナは生まれ変わったんです」と言い出し、「ルナは自分で自分のことが好きになりました」「そして誰よりも輝けるように心から今を楽しむと決めました」と熱弁していた。
コンペの結果、新キャラは満場一致で航の“月”に決定。他の社員からも「あのプレゼンにはかなわなかった」「不覚にも感動した」などと絶賛されていたが、視聴者からは、「コンペで自分語りしてきたら笑うわ」「もはやなんの話だよ!?」「あの話で感動するって…」というツッコミが殺到していた。
「コンペ中に語っていたのは、間違いなく自分のこと。キャラ説明にしては“自分と向き合うことができたとき”の設定も何も説明せず。公私混同も甚だしい説明に困惑が集まることに。また、当初から光井や泉美(比嘉愛未・35)にアドバイスを受けて作ってきた航のキャラが採用されたことについても、ネットからは『自分が社員だったらモヤモヤする~』『ズルじゃん』というツッコミもありました」(芸能ライター)
『推しの王子様』の現実離れした展開に視聴者は思うところがさまざまあったようだ。