お笑い芸人・おいでやす小田(42)が6月24日に放送された『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(TBS系)に出演し、ドッキリ現場での行動に称賛の声があがっている。
この日は「若手芸人を銀座の個室レストランに呼び出し、隣の部屋から大物芸人の声がしたらどんな反応をするか?」というモニタリングが行われ、ジャングルポケットの太田博久(37)&おたけ(38)、おいでやす小田&こがけん(42)の2組が呼び出された。
最初に呼び出されたのは太田&おたけ。隣の部屋から聞こえてくるとんねるず・木梨憲武のモノマネをすっかり本物だと信じ込んだ二人。スタッフから「挨拶とか大丈夫ですか?」聞かれるも、太田は「いや、行かないよ。俺らなんの関係性もないもん。斉藤(慎二)がいたら行ってましたけど、俺とおたけ2人で行っても多分わからないと思う」と挨拶に行くのを拒否。おたけも「(隣に)バレないように」と声を潜めた。
その後、隣の部屋に遅れて合流した小栗旬とMISHAも、モノマネだと気づく様子はなし。しかし、隣の部屋にいるにも関わらず挨拶に行かなかったことがバレると「ちょっと1回聞いてなかったことにしましょう」(おたけ)と大焦り。モニタリングだとバラされたあとも、太田は「ちょっとめんどくさいと思いました」と悪態をついていた。
その一方、こがけんと共に個室に呼び出されたおいでやす小田は、隣から聞こえてくる木梨の声を聞いた途端に「お前もか、お前もグルか?」とこがけんを疑いはじめ、「モノマネの人ですか?」と早くも見破り。その後、隣の部屋には笑福亭鶴瓶のモノマネをする松村邦洋が合流すると、小田は「来た来た。鶴瓶さんや」と言うと、スマホを取り出し「師匠に電話しようかな」と前代未聞の行動に。そして、「今電話して出たら、偽物確定やから」と言うと「ショートメールだけ送ろう」と鶴瓶本人にメール。
当然、隣の部屋でおいでやすの行動を把握している松村は、鶴瓶のモノマネをしながら「ショート(メール)なんや、来とるな。何やこれ?」と応戦。すると、これで鶴瓶本人だと確信したのか、おいでやす小田は挨拶をするため「行こう」とこがけんを連れて、すぐさま隣の部屋に直行。そこで、モニタリングとバレるという流れだった。
「おいでやす小田の疑り深い性格のおかげで、モニタリングは一瞬で終わり、松村から『昨日からずっとどうしたら良いか考えてたんや』と愚痴られ。思わず笑ってしまったおいでやす小田。ただ、『モニタリング』は以前からヤラセだと指摘する声も多かったことから、視聴者はおいでやす小田の素直な反応を『これは面白いwwwこの声の企画は面白くないけど、小田のドッキリ潰しは面白かった』『ドッキリに忖度しなかったおいでやす小田、信用できるな』『よく考えたら、気づいてるのに演技して、ドッキリにかかったふりって…視聴者をバカにしてるかも。ドッキリ番組苦手だけど、時々見破る人がいても面白い!』と称賛の声が上がっています。さらに、芸人の先輩がいると分かったらすぐに、挨拶に向かう姿勢にも『鋭いしすぐ挨拶行く小田さんちゃんとしてるなぁ』『小田さん、挨拶とかどうでもいいタイプと思っていたけど、礼儀正しくて私の中で好感度上がりました!』と称賛の声が寄せられていました」(芸能ライター)
芸能人と言えども、一度でも番組を見ていれば『モニタリング』だと分かりそうなもの。それだけに毎回ターゲットがドッキリにひっかかるのに違和感を覚えていた視聴者も多かった様子。今後は、おいでやす小田のように、ドッキリを見破るのもアリになってくるのかもしれない。