6月2日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)でのタレントのパンツェッタ・ジローラモ(58)のある言動に視聴者が騒然とする場面があった。
この日放送されたのは、「突然マネージャーから鬼越トマホークの『うるせえなぁ!』のくだり食らったら、意外とシリアスな状況になっちゃう説」。お笑いコンビ・鬼越トマホークのネタを模したもので、突然マネージャー同士のケンカが発生し、ターゲットがそのケンカを止めたら、鬼越トマホークの「うるせえなぁ!」のくだりをマネージャーから食らってしまうというものだった。
そんな検証でターゲットに選ばれたジローラモ。会議室に入るとマネージャーが取っ組み合いのケンカをしているというもので、ジローラモは驚きつつ、「大丈夫?」と声を掛け、「なんのケンカなの?」とすぐに仲裁していた。
しかし、マネージャーから「うるせえなぁ! お前、日本でのイタリア人のイメージめちゃくちゃ下げてるぞ!」と言われた次の瞬間、ジローラモはマネージャーに詰め寄り、「殴ろうか?」と笑顔で一言。まさかの展開にスタジオも「怖い、怖い、怖い!」「めちゃくちゃ怖い」と騒然とし、モニタリングしていた鬼越のふたりも絶句するほどだった。
その後、もうひとりのマネージャーが「本当は思ってないと思うんですけど、女好きなのはいいんですけど石田純一みたいにバッドエンドになってほしくないなって思ってるだけだと思います」と畳みかけると、この言葉にジローラモはニヤリ。少し落ち着いた様子で、「大丈夫? 僕の人生で初めてだよ、ホリプロの人たちケンカするの」と言い、「偉い人が聞いたらクビになっちゃうんじゃない?」と注意しつつ、「おいしいご飯を食べに行こう」とマネージャーをフォローする優しさを見せていた。
しかし、瞬間的に出てきた「殴ろうか?」の衝撃は大きく、視聴者からは「怖すぎる…!」「第二の板東英二にならなくてよかった」「危なすぎた…!」という声が集まっていた。
「タレントの本性を引き出す説が多い『水曜日のダウンタウン』ですが、この手の説でもっとも話題になったのは、2019年6月12日放送回で、タレントの板東英二(81)がターゲットになった、『中継先にヤバめ素人が現れてもベテランリポーターなら華麗にさばける説』。中継先におかしな絡み方をする人物が現れた時の対応を検証するものでしたが、板東は中継の様子が早送りされるという異例の事態に。どうやら板東がその素人役の仕掛け人を殴る場面があったためにカットされたようです。今回、ジローラモはすぐに落ち着きましたが、かつての板東による“放送事故”を思い出した番組ファンも少なくなかったようです」(芸能ライター)
タレントの人間性を確かめるギリギリの説が多いこの番組。ジローラモのまさかの対応に驚いた視聴者も多かったようだ。