5月25日に放送された『マツコの知らない世界』(TBS系)に、俳優兼歌手の及川光博(51)が「ナポリタンの世界」の案内人として登場し、大きな話題を呼んでいる。
最近はすっかり俳優活動がメインになり、かつて“ミッチー”の愛称で親しまれた王子様キャラは鳴りを潜めているが、及川の同年代であるマツコ・デラックス(48)にとっては、やはり「及川光博=ミッチー」の印象が強い様子。及川が登場すると、「若い子に(王子様のミッチーを)見せたい!」と大興奮した。
そんな及川は、自身の顔写真シールを入れたナポリタンソースをツアーグッズとして販売したり、“ナポリタン”が歌詞に入った「怪傑ミッチーのうた」をリリースしたりと、筋金入りのナポリタン好き。どうやらマツコも同じようで、「むしろナポリタン嫌いな人いるの?」と首をかしげていた。
年齢が近いこともあり、マツコと及川は「私たちバブル世代は、ディスコのフリーサービスでジェノベーゼに出会っちゃったのよ。ナポリタンは家族なんだけど、いきなり現れたすげえマブい女のジェノベーゼに心を奪われたのもいたのよ」と、ユニークな思い出話に花を咲かせていた。
その後もさまざまなナポリタンが登場し、ご満悦のマツコ&及川。番組の最後、及川は「僕語れるものがほとんどないんですよ。人生の半分以上ミッチーをやっているので」と口にすると、マツコは「ミッチーは様式美のなかで生きてる人なのよ。それを崩そうとする人がいるけど、それは良くない。ミッチーっていうのは様式美を見せてくれる稀有な存在なのよ」と、これまた独特な意見で番組を締めた。
マツコと及川という異色の組み合わせに視聴者は「マツコの知らない世界withミッチーを見てナポリタンを食べたくなった〜」「もうね、マツコさんがミッチーという様式美に生きていることを心から理解してくださっていて、それが心底、嬉しくて、マツコさんとミッチーのやりとりを泣きながら見ました。マツコさんありがとうございます。」「ミッチーがミッチーであり続けてくれるありがたさを世間に伝えてくださったマツコさんに感謝」と、大きな反響が上がっていた。
「視聴者の予想以上に相性の良かった二人。番組でマツコが言っていたように、いつか“ミッチーの世界”が実現するかもしれません」(芸能ライター)
視聴者からの反応が良かったことで、いつかまた及川が出演する日が来るかもしれない。