4月7日放送の『あいつ今何してる?』(テレビ朝日系)で、お笑い芸人の狩野英孝(39)がハリウッド俳優に与えた影響が話題になっている。
狩野が気になっていた同級生として挙げたのは、日本映画学校(現・日本映画大学)時代の同級生で俳優の松崎悠希(39)。松崎は1年生のときに「海外に行く」と言って退学したものの、入学してからすぐに講師に意見するほどの高い意識を持っていたとのこと。退学後、しばらくして映画『ラストサムライ』や『硫黄島からの手紙』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』に出演したと風の噂で聞いたと明かしていた。
番組が調査すると、松崎は現在都内にいることが判明。番組の取材に対し、松崎はハリウッド俳優になるまでの過程を明かしたが「俳優になりたくて日本映画学校入ったんですけど、明らかに俳優志望じゃない人たちがいて。この人たちは高校を卒業して青春の思い出の1ページを作るために来たんだろうな」と嫌悪感を抱いていたとのこと。そのトップにいたのが当時金髪だった狩野英孝だったといい、スタジオは大爆笑だった。
そんな中、講師にハリウッド行きを勧められたのに加え「この学校にいたいかって考えたときに英孝くんというおそろしくチャラい人が同じクラスにいて、死ぬ気で俳優を一緒にやる自信があるか? って考えたら、ない!」と思ったという。そして3か月で退学し、単身アメリカへ。地道にキャリアを重ねていき、着実にステップアップしていったことが明らかになった。
松崎の背中をまさかの形で押した狩野英孝に視聴者からは「こんな形で背中押すってあるのか!」「狩野英孝がチャラかったからこそ生まれたハリウッド俳優って面白すぎる」「人の背中を押せるチャラさは笑った」という面白がる声が集まっていた。
「この番組では大抵、探し当てた同級生はその芸能人からいい影響をもらっていることが多いのですが、逆の意味で背中を押されていたというのはなかなか珍しいパターン。とはいえ、狩野がチャラいのは事実ということもあり、多くの視聴者がこの証言に和んだようです。また松崎によると、以前アメリカの俳優コミュニティで『ラーメン つけ麺 僕イケメン』のフレーズが流行ったそうで、よく見ると狩野のネタだと気づいたとのこと。その際、『チャラいままで人気者になってる』『チャラいままで人を笑わせてプロになってる』と感動したとも明かしていました」(芸能ライター)
狩野らしいまさかのエピソードで反響を集めたようだ。