9月3日の『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で、「進撃の巨人芸人」が放送され、出演した芸人の熱弁ぶりに感心の声が集まっている。
冒頭では、MCの雨上がり決死隊の蛍原徹(52)は「僕、アニメとか漫画とか……。ていうか、あんまり知らない」と興味がなさそうな様子を見せ、ゲストのお笑い芸人・ケンドーコバヤシ(48)は10巻まで、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志(44)は『進撃の巨人』に登場する奇行種の巨人のモノマネを披露しているものの、15巻で断念していると告白。
これについて「進撃の巨人芸人」として出演していたお笑いコンビ・麒麟の川島明(41)は、「ほんまそういう人が多すぎる」と言い、10巻前後でストーリーが複雑化したため、少なくない読者が離れていってしまったというものの、川島は、「10巻まで読んだってことは、果物の種を植えた。ほんで、なかなか芽が出んから『もうええわ』って背中向けた人が多いんですけど、今振り向いてください。もう果実園通り越して千疋屋みたいになってます」と熱弁していた。
芸人たちは、仕切りのアクリルパネルを作品内に登場する壁・ウォール・マリアに例えたりなど、始終テンションの高い様子で話していたが――。
「今回は22巻の内容までは話していいという許可が事前に原作者から出ており、人類を襲う巨人の正体が、実は主人公とともに戦ってきた調査兵団の仲間だということを芸人たちが明かすと、蛍原は『ええー!どういう事なの?』と驚愕。まさかの展開に次第に芸人たちが話すストーリーにのめり込んでいったようでした。
また、8巻では、実は壁の中に巨人が埋め込まれていることが明らかになっていますが、この真相が描かれているのは21巻とのこと。なぜ埋まっているかは重大なネタバレになってしまうため芸人たちからは明かされませんでしたが、このころになると蛍原は『進撃の巨人』に夢中に。教えてくれない芸人たちに『ヒントちょうだい!』と駄々をこねだし、『気になりだしたの!』と公言していました。
視聴者にも10巻前後での脱落者が多かったようで、『途中でやめちゃったけどまた読みたくなってきた』『芸人たちのプレゼンが上手すぎて先が気になりだした』『続き明日買って来よう』といった声が集まることになっていました」(芸能ライター)
ブームを作り出すこともしばしばある本番組。『進撃の巨人』ブームが再びやってくるかもしれない。