タレントの市井紗耶香(36)が娘の学校の“ブラック校則”を訴え、話題になっている。
生徒の人権を侵害する恐れがあるとして現在問題視されている理不尽に厳しい“ブラック校則”。そんな中、市井は14日にツイッターを更新し、地毛で水泳経験のある娘が学校から「頭部と毛先の色にムラがあるから黒く黒く染めてきてください」と指導を受けたことを告白。カラー剤を買おうか迷う娘から連絡があったことを明かし、「これがブラック校則なのか、学校独自のルール」と苦言を呈した。
市井は学校に事情を説明した上で、「黒く染めることはしません」と宣言したといい、今回のこの学校側の対応に「過度に個人の尊厳を損なう行為はあまりに残念すぎる」「これからの社会を子どもたちとどう生きていくか話す良いきっかけにもなったけれど大人がやる気を落とさせたらダメだよね」とつづっていた。
この投稿にネットからは、「ほんとに生まれつき髪色が薄い立場からしたら言われると辛いですね」「学校側の決めつけはこのムーブメントを機に見直してほしい」「外見で人を判断してはいけませんって教えておきながら、外見を指摘するっておかしい」という声が集まっていたが、一方では「いちいち発信されたら学校側も対応するのが面倒だな」「解決してそうなのにそれ位の事で公に文句言う必要ないと思う」といった声もあった。
賛否は集まったが、これを機にブラック校則が少しでもなくなってほしいといった願いも多く寄せられていた。