今話題のくらげメイクの魅力
今、TikTokを中心としたSNSで話題になっているくらげメイク。その名の通り、海を漂うくらげのような透明感と儚さが共存する雰囲気が魅力的なメイクです。
くらげメイクの主役は、ブルー系のアイシャドウやパール感のあるハイライトを使用した透明感のある肌。ぷっくりとした涙袋や束感のある繊細なまつ毛、さらにツヤ感のある潤ったリップなど、優しくかわいらしい印象のなかにどこか妖艶さのあるメイクです。
これまでSNSではお人形さんのようなチャイボーグメイクや、色気と愛らしさを兼ね備えた純欲メイクなどいろいろなメイクが流行しましたが、そのどれとも違った独特な魅力があるのがくらげメイクなのです!
透明感抜群!くらげメイクの基本工程
くらげメイクの透明感は、下地から作っていくのがポイント。くすみを飛ばして肌に透明感を与えてくれる、ブルーやグリーン系のカラーコントローラーを使いましょう。パールが含まれているタイプのカラーコントローラーだとさらに効果的です。
下地を作ったら、いつもよりもワントーン明るいファンデーションを使って、白い肌に仕上げていきます。最後はパウダーでふんわりとした肌に見せましょう。
くらげメイクのベースメイクはツヤのある肌のイメージですが、ベースメイクでツヤを出していくよりも、ハイライトを使ってツヤを演出する方がより透明感ある雰囲気に見せることができます。
鼻筋と鼻先、目頭、頬の一番高いところ、顎先にハイライトを塗ると、透き通るような魅力的な肌に見せることができます。ベースメイクが完成したら、頬に青みピンク系のチークを入れます。
お次はアイメイク。眉は優しいイメージのアーチ型にしましょう。上まぶたにはくらげメイクの主役であるブルーのアイシャドウを全体に薄く塗っていきます。さらに、黒目の上あたりにブルー系かシルバー系のラメをのせると目が立体的に見えます。
下まぶたにはピンクのアイシャドウを薄く塗っていきます。薄く血色感を出すぐらいの発色で塗るのが大事なので、クリームタイプのアイシャドウがおすすめです。
ピンクのアイシャドウを塗ったら、下まぶたの目尻から3分の1ぐらいに濃いめの紫のアイシャドウを塗りましょう。
最後に、シルバー系やホワイト系のラメアイシャドウを涙袋にのせたら、さらに儚さをプラスすることができます。
アイラインは目尻に白のアイライナーで跳ね上げラインを描いていきます。マスカラは長さを強調するタイプをチョイスするのがポイントです。
リップは薄ピンク系やベージュピンク系の、ナチュラルなカラーのマットリップがおすすめ。リップを塗ったらグロスをたっぷり重ねて、ナチュラルさのなかにも妖艶な雰囲気のある口もとを演出しましょう。
くらげメイクの主役・ブルーアイシャドウを使いこなす!
独特な儚さが魅力のくらげメイク。大人の女性がチャレンジしてもとても魅力的なメイクですが、その主役であるブルーアイシャドウは使うのがなかなか難しいカラーでもあります。
ブルーアイシャドウを使いこなすには、自分に似合ったブルーのテイストを見つけること。ブルーアイシャドウの選び方と使い方のバリエーションをご紹介します。
パーソナルカラー別・自分に合ったブルーアイシャドウの選び方
ブルベ夏
ブルベ夏タイプの方に似合うブルーアイシャドウは、明るくくすみを帯びたトーンのカラー。
青空のようなスカイブルーやグレーっぽさのあるアイスブルー、ほんのり紫色が入り混じったロイヤルブルーなどのアイシャドウなら、肌の透明感やきめの細かさをより綺麗に見せてくれます。
ブルベ冬
ブルベ冬タイプの方には、深みのあるネイビーに近いミッドナイトブルーや、濃いめのサファイアブルーがおすすめ。
ほかには鮮やかなトーンのシアンブルーなどもおすすめです。コントラストがはっきりとしたブルーは、ブルベ冬タイプの方のクールな雰囲気をより魅力的に見せてくれます。
イエベ春
イエベ肌の方はどちらかというとブルベ肌の方よりもブルーアイシャドウへ苦手意識を抱いている方が多いようですが、自分に合ったカラーを選べば使いこなすことができます。
たとえば、イエベ春タイプの方には緑色がかったターコイズブルーやアクアブルーがおすすめ。黄色や緑色のトーンを含んだブルーなら、健康的なイエベ春タイプの方の肌によく似合います。
イエベ秋
イエベ秋タイプの方には、深みのあるくすみカラーがおすすめ。緑がかった深いブルーであるティールブルーやブルーブラックなどを選ぶと、イエベ秋タイプの方の上品な雰囲気をより際立たせてくれます。
ブルーアイシャドウの使い方バリエーション
スタンダードなくらげメイクでは上まぶたに使うことが多いブルーアイシャドウですが、ブルーアイシャドウを下まぶたにプラスするのもおすすめの使い方です。下まぶたのまつげのキワに沿って細く入れたら、軽く指でぼかすと儚げな雰囲気に仕上がります。
このときは、パールやラメの入ったアイシャドウを選び、マットなタイプのブルーアイシャドウは避けるのがポイントです。
ピンクや紫系のアイシャドウとブルーアイシャドウを重ねるのがくらげメイクではスタンダードでしたが、特にイエベ肌の方には淡いオレンジ色との組み合わせもおすすめ。
上まぶた全体にオレンジのアイシャドウを塗ったら、上まぶたの目尻側3分の1くらいの幅にブルーのアイシャドウをのせると肌なじみがよくなり、簡単に儚さとさわやかさを兼ね備えた表情に仕上げることができます。
透明感溢れるくらげメイクにさっそくチャレンジ!
ブルーのアイシャドウが主役の、透明感と儚さが魅力のくらげメイク。かわいらしさのなかに妖艶さもある、独特な魅力のくらげメイクにチャレンジしてみませんか?