セルフ派たちのために進化を遂げた「ヘアカラー剤」から目が離せない!
複数の色を使い分けながらエッジの効いたデザインに仕上げたり、アクセサリー感覚で1日だけ大胆な髪色を楽しんだりと、パンデミックをきっかけにこれまで以上に気軽にセルフカラーに挑戦する方が増えている近年。
そしてそんなムードを後押しするように続々と生み出されているのが、「髪が傷みそう」「色持ちが悪そう」といったマイナスイメージを打ち破きながら、感性の赴くままにカラーチェンジを満喫したいという願いに応えてくれるような革新的なヘアカラー剤です。
美容室に行く時間がなかなか作れない方はもちろんのこと、費用やヘアダメージを抑えながら数日だけ髪色に変化をもたせたいという方も、ぜひこれからご紹介する海外ブランドのヘアカラー剤を手に取ってみてください。
Good Dye Young(グッド・ダイ・ヤング)
パワフルな歌声で多くの人々の魂を揺さぶる女性シンガーHayley Williams(ヘイリー・ウィリアムス)と、専属メイクアップアーティストのBrian O’Connor(ブライアン・オコナー)が共同で設立した、ヘアカラーリングブランド「Good Dye Young(グッド・ダイ・ヤング)」。
刺激が懸念される10種類以上の化学成分を徹底的に排除しているのが特徴で、髪に塗布して乾かすことで1日だけ気軽にカラーチェンジできるものや、2~6回ほどの洗髪で徐々に色落ちするヘアカラー剤も取り揃えられています。
目が覚めるほど鮮烈なグリーンやレッドなど、クリエイティブな感覚を刺激するカラー展開にも定評あり。
ARCTIC FOX(アークティック・フォックス)
周りの視線を独り占めするような多彩なカラーバリエーションがSNS上で話題をさらっている、ロサンゼルス発のセミヘアカラーブランド「ARCTIC FOX(アークティック・フォックス)」。
髪や頭皮に負担がかかりづらい低刺激な処方や、約4~8週間というサロン級の色持ち、そしてお好みのヘアカラー剤を混ぜ合わせて独自にカラーを生み出すことができるという目から鱗な魅力を兼ね備えているのが特徴です。
ブラックライトに反応して光るネオンカラーのヘアカラー剤も展開されている他、売り上げの15%を動物愛護団体へ寄付しているのも特筆すべきポイント。
got2b(ゴットゥービー)
ファッションや気分に合わせて髪色も自由に自分らしく楽しみたいという方を応援するべく誕生した、欧米発のカラーコスメブランド「got2b(ゴットゥービー)」。
初心者でも簡単に鮮やかなデザインカラーが楽しめるヘアカラー剤が数多く取り揃えられ、なかでもサロンで導入している毛髪内部を保護しながら脱色するという先端技術“ボンディング・テクノロジー”が搭載されたブリーチ剤が注目を集めています。
その他にも顔周りにだけハイライトを入れたいときに活躍する部分用のブリーチ剤や、シャンプーで落とすことができる高発色なヘアチョークなど、使い手の創造力を掻き立てるラインナップが目白押し。
mise en scène(ミジャンセン)
多様な髪のお悩みに沿って生み出されたプロダクトが高く評価されている、韓国発のヘアケアブランド「mise en scène(ミジャンセン)」。
髪全体をムラなく染め上げることができる泡タイプの他、髪をダメージから守るアンプル(高濃縮美容液)が付属している指通りなめらかな仕上がりを叶えるヘアカラー剤などが展開されています。
またフレグランスのように華やかな香り立ちを堪能することができるため、ヘアカラー剤の刺激臭が苦手な方にもおすすめ。
セルフで理想の仕上がりを叶えるための“プチテクニック”を伝授 !
事前に“ワセリン”を塗布
ヘアカラー剤を塗り始める前に忘れずにいたいのが、顔周りや耳に「ワセリン」を塗布しておくというステップ。もし素肌にヘアカラー剤がついてしまっても、負担をかけることなく簡単に取り除くことができます。
ヘアカラー剤の塗布は“襟足”から
体温が伝わりにくいパーツは染まりづらいため、根元から1~2cm離して襟足や毛先 → 後頭部 → 両サイド → 頭頂部 → 前髪 → 生え際の順に塗布するのがベター。
2色以上を使用するなら“暗いトーン”から洗い流す
複数の色を組み合わせてカラフルなデザインを作り上げるためには、髪に塗布したヘアカラー剤を放置した後の洗い流し方が重要。
髪全体を一緒に洗い流してしまうことで、丁寧に塗り分けたはずのヘアカラーが混ざり合って濁ってしまう恐れがあるため、まずは「暗いトーン」のヘアカラー剤を念入りに洗い流しておきましょう。
いかがでしたか?
ヘアカラー剤のスペックが大きな進化を遂げているお陰で、特別なテクニックが無くても自宅で思い通りの仕上がりが実現できるようになった現代。
これまでの固定概念を脱ぎ捨てて、ひとつの芸術作品を作り上げるアーティストのように、工程を含めてセルフヘアカラーを楽しんでみてください。