かゆいところに手が届く「マンデル酸」の特性とは?
リンゴや植物から抽出され、穏やかなピーリング効果を発揮する酸として近年広く認知されるようになった“AHA(フルーツ酸)”。
そのなかでも圧倒的に刺激が少ないアーモンド由来の「マンデル酸」は、分子構造が大きいため肌深層へゆっくりと浸透するのが特徴で、古い角質を除去しながら乱れたターンオーバーを整えるだけではなく、ニキビ跡やシミなど厄介な“色素沈着”の改善に大きく貢献することが確認されています。
その他にも抗菌作用があることからニキビの発生を抑制したり、コラーゲン生成の働きを促して弾むような柔肌を後押しする働きなどもあるため、過酷な環境下を生き抜く現代人の肌に負担をかけることなくあらゆる肌悩みにスマートに応えてくれるはず。
「マンデル酸」の美肌効果が実感できるスキンケア製品をお届け!
PSA SKIN(PSAスキン) ヒロイン・マンデリック・アンド・リコリス・スーパーフード・グロー・トナー
誰でも効率的に肌悩みを改善することができるプロダクトを目的別に展開している、海外スキンケアブランド「PSA SKIN(PSAスキン)」。
洗顔後すぐに使用することで肌表面の不純物を優しく取り除くことができるこちらのトナーは、「マンデル酸+乳酸(6%)」「甘草根」「コンブチャ」「ザクロ」「ナイアシンアミド(ビタミンB3)」などの美容成分をふんだんに配合し、毛穴を引き締めながら明るく澄み切った艶肌へと導きます。
瞬時に肌のゴワつきが改善され、次に使用するローションや美容液の浸透力も格段にアップ。
KYLIE SKIN(カイリー・スキン) クラリファイング・セラム
Instagramのフォロワー数3.6億人という絶大な影響力を発揮し、カーダシアン家の末娘としても広く認知されているKylie Jenner(カイリー・ジェンナー)が手掛けるスキンケアライン「KYLIE SKIN(カイリー・スキン)」。
美容成分として「マンデル酸」「ナイアシンアミド(ビタミンB3)」「ヒアルロン酸ナトリウム」などが組み合わせられているこちらの美容液は、毛穴の開きや色素沈着に働きかけながら潤いを巡らせ、日を追うごとに揺らぎにくい柔肌へと立て直すことができます。
スムーズに肌内部へ浸透するみずみずしいテクスチャーも魅力で、顔に疲れが出てしまいがちな方にもうってつけ。
Peter Thomas Roth(ピーター・トーマス・ロス) アンチエイジング・クレンジング・オイル・メイクアップ・リムーバー
アレルギー反応が起きやすい原料を省き、即効性を追求した多彩なプロダクトが美容業界で高く評価されている、アメリカ発のスキンケアブランド「Peter Thomas Roth(ピーター・トーマス・ロス)」。
ウォータープルーフ処方のメイクアップも軽やかに落とすことができるこちらのクレンジングオイルは、「マンデル酸」「サリチル酸」「アボカド」「柚子オイル」「大豆」などの美容成分を配合し、肌に濃密な潤いを与えながら摩擦をかけることなくメイク汚れや余分な皮脂を取り除くことができます。
目に入るたびに前向きな気持ちにさせてくれるような活気に満ちたパッケージカラーや、乾燥を感じさせない滑らかな洗い上がりもやみつきに。
Medik8(メディック8) ポア・リファイニング・スクラブ
最先端の科学に基づいたプロダクトを多数生み出している、イギリス発の実力派スキンケアブランド「Medik8(メディック8)」。
「L-マンデル酸」「サリチル酸」「ナイアシンアミド(ビタミンB3)」「ホホバ」が含まれているこちらのフェイススクラブは、毛穴の奥に入り込んだ不純物を穏やかに取り除きながら乱れたターンオーバーを整え、曇りのない引き締まった柔肌を生成するためのサポート役を担ってくれます。
敏感肌でも安心して使うことができる柔らかな肌触りや、スイカズラの甘い香りが心の疲れまで取り払ってくれること間違いなし。
NIP+FAB(ニップ・アンド・ファブ) マンデリック+チャコール・フィックス・マッド・シート・マスク
元美容雑誌の編集者として活躍していたMaria Hatzistefanis(マリア・ハッチステファニス)によって設立され、手に取りやすい価格帯でありながらもパワフルな効果を発揮する製品力の高さが絶賛されている、イギリス発のビューティーブランド「NIP+FAB(ニップ・アンド・ファブ)」。
顔の上下に貼り付けて10~15分後に洗い流すだけで肌を浄化することができるこちらのシートマスクは、「マンデル酸」「カオリン(泥)」「活性炭パウダー」「ウィッチヘーゼル」がブレンドされています。
炎症を鎮める働きがあるため敏感肌でも使うことができ、頑固な色素沈着や毛穴の開きにも猛アプローチ。
最後に
マンデル酸を含め「AHA(フルーツ酸)」を取り入れることで太陽光に対して皮膚が敏感になってしまうため、曇りの日であっても日中は日焼け止めを必ず使用する必要があるということをお忘れなく。
また刺激となって状態を悪化させる可能性があるため、早く効果を実感したいからと急激に濃度を強めることは避け、肌に慣れさせるように少しずつ使用頻度を増やしていきましょう。