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【冬こそ摩擦レス(2)スキンケア&メイク編】スキンケアのやり方や日常生活で気をつけたいポイントをチェック


摩擦による肌トラブルは?

摩擦による肌トラブル
出典:byBirth

摩擦によるダメージをうけた肌は、さまざまなトラブルを引き起こします。

  • 乾燥:角層が傷つき、うるおいを守れない
  • くすみ:肌の乾燥でターンオーバーが乱れ、古い角質が蓄積
  • 吹き出物・肌荒れ:角層が傷つき、炎症を起こす
  • シミ:摩擦ダメージから肌をまもるため、メラニンが作られる
  • たるみ:肌内部にダメージが届くと、肌のハリ・弾力成分が破壊される

ていねいなスキンケアを心がけたり、SNSや口コミで人気の化粧品を使ったりしても、肌状態が上向かない…そう感じているなら、肌に摩擦ダメージが蓄積しているかもしれません。

外気の乾燥によって肌がデリケートになりがちな冬は、摩擦レスを意識しないと、春になる頃には肌がボロボロなんてことも。摩擦レスなスキンケアやメイク方法などをチェックしておきましょう。

なお、摩擦レスなクレンジング・洗顔については「【冬こそ摩擦レス(1)洗顔編】摩擦の影響とは?洗顔のやり方を見直して美肌の土台作りをしよう」で紹介しています。参考にしてくださいね。

【スキンケア編】ハンドプレスマスターになろう

ハンドプレスマスターになろう
出典:byBirth

怪我などをした箇所に手を当てて治療したことから、「手当て」という言葉ができたという俗説があります。俗説なので根拠はなく、噂に近い話ではありますが、実際、痛みを感じた箇所に手を当てたり、手でさすったりすることってありますよね?

ならば、肌も「手」でいたわるようにケアしてみませんか?基礎化粧品は、ハンドプレスで塗っていきましょう。ハンドプレスをすると、手のひらの体温で化粧品が温まり、美容成分が浸透しやすくなります。また、肌をやさしくおさえるだけなので、摩擦を軽減できますよ。

ハンドプレスのやり方

  1. 化粧品を適量とり、手のひらに伸ばす
  2. 頬、額、まぶた、鼻筋、フェイスラインに手をあてる(各10秒ずつ)
  3. 目元、口元、小鼻など細かい部分は薬指の腹でそっとおさえる(各10秒ずつ)

「プレス」といっても、ぎゅーっと力をいれておさえるわけではありません。「やさしく」が基本です。絹ごし豆腐や生卵の黄身を潰さないぐらいの力加減を目安にしましょう。手を離すときは「ゆっくり」を意識して。勢いよく手を動かすと、肌にダメージを与える場合があります。

化粧水、美容液、乳液、クリームと、各アイテムすべてをハンドプレスで塗るのがベター。ただし、アイテム数が多いほど、肌に触れる回数が増えるので、肌状態を鏡で観察して必要なアイテムのみを使うようにしましょう。

例えば…、

  • 肌状態が比較的安定している ⇒ 美容液は使わない、化粧水と乳液を基本に、乾燥が気になる部分にのみクリームを重ね付け
  • 肌全体の乾燥がひどい ⇒ 化粧水、保湿美容液、クリームを全顔に

といった具合です。

摩擦レスを徹底するなら、オールインワン化粧品でシンプルケアをするのもおすすめです。冬の乾燥に負けない、保湿力に優れたオールインワンなら、1ステップケアでも肌は十分うるおいますよ。

高保湿成分のセラミドやヒアルロン酸、うるおいを閉じ込める&肌を柔らかく整えるエモリエント効果がある植物オイルなどが配合された商品を選ぶと良いでしょう。

【メイク編】摩擦を減らすプチテクニック

摩擦を減らすプチテクニック
出典:byBirth

メイクのとき摩擦レスを意識できるかどうかは、美肌レベルを左右するポイントです。気をつけたいポイントをおさえておきましょう。

ベースメイクは摩擦が起きやすい

ベースメイクは摩擦が起きやすい
出典:byBirth

ベースメイクは何で塗っていますか?どんなメイクの仕上がりにするか、塗りやすさなどから、スポンジ、ブラシ、指と使い分けている方もいることでしょう。何で塗るにしても、こするように塗るのは絶対にNGです。

スポンジ

特に肌をこすりやすい。ポンポンとやさしくおさえるように塗るのがポイント。

ブラシ

肌触りの良いブラシを選ぶ。毛に近い部分を持つと力が入りやすい。なるべく毛先から遠い部分を持ち、やさしくすべらせるように使う。

スポンジ同様、こするのはNG。指の腹でおさえるように塗る。人差し指は力が入って摩擦を起こしやすいので、薬指の腹を使う。

ポイントメイクは力加減を意識して

ポイントメイクは力加減を意識して
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アイシャドウやチークは、肌触りがやさしいチップやブラシで塗りましょう。色を濃くしたいからと、強く力を入れるのはNGです。やさしく重ね付けをして、好みの濃さに調整してください。

時間に余裕をもつ

時間に余裕をもつ
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寝坊してバタバタとメイクをすると、急ぐあまりに手先に思わぬ力が入りがち。ファンデーションを手早く塗るためにこすったり、ポイントメイクのブラシやチップをゴシゴシ動かしたりしてしまいます。

スキンケアもメイクも時間に余裕を持ち、ゆっくり行いましょう。ゆとりがあれば自然と手の動きがやさしくなって、摩擦が軽減できますよ。

【マスク編】マスク必須の今だから気をつけたいこと

マスク必須の今だから気をつけたいこと
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昨今、マスクが手放せませんよね。マスクによる肌荒れ、吹き出物などに悩まされている方が増えています。

マスクは肌に密着しているため、どうしても摩擦が発生。笑うときや喋るときなど、顔の皮膚が動くときにマスクとこすれてダメージになるのです。

それに加えて、呼気による湿り気が乾くときに肌のうるおいが奪われたり、マスク内と外の温度差がある冬は、マスクを外したときに肌が冷えてターンオーバーが乱れやすくなったりと、肌トラブルが起きやすくなります。

朝晩のスキンケアだけでなく、乾燥が気になるときやメイクを直すときにも保湿ケアをしましょう。メイク崩れが気になる方は、メイクの上から使える保湿剤を使うのがおすすめです。

【日常生活編】普段の生活に潜む摩擦ダメージを知ろう

普段の生活に潜む摩擦ダメージ
出典:byBirth

普段の生活の中にも、摩擦ダメージは潜んでいます。気をつけたいポイントは以下のとおりです。

手で肌に触れる

スキンケアの一貫としてセルフマッサージを取り入れているなら、こするようにマッサージしたり、痛みを感じるほどグリグリ力をかけるのはNG。それ以外にも、頬杖をつく、目をこするなど、手を触れる機会は多々あるので、必要ないときは肌に触れないようにするのがベター。

髪の毛の刺激

ヘアスタイルによっては、顔に髪の毛が触れてしまったり、髪の毛が動くと摩擦が起きます。在宅時はヘアバンドを活用する、外出するなら髪をまとめるなど、髪の毛が顔に当たらない工夫を。

枕や布団

掛け布団が肌に当たると摩擦が起きます。また、横向きやうつ伏せで寝ると、顔が枕にこすれます。寝ているときは対策できないので、肌触りがやわらかな寝具を選びましょう。

本記事では、スキンケア、メイク、マスクなどの摩擦ダメージ対策をお伝えしました。ぜひ、できることから摩擦レスをはじめて、すこやかな肌コンデションに整えてくださいね。

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