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栄養士がすすめる!秋太りを回避する食材&食べ方とは?


秋は太りやすいって本当?その理由とは?

秋は太りやすい?
出典:byBirth

秋になると過ごしやすい気候になり、食欲も増してきますよね。「秋太り」といわれるように、秋に太りやすくなる、という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

秋に太りやすい原因は、以下のようなことが考えられます。

  • 肌を見せない服装が増えるため、ダイエットの気が緩む
  • 「味覚の秋」といわれるように、美味しい食材が増えるため食べ過ぎる
  • 栗やさつまいもなど、炭水化物が多い食材が旬を迎える
  • 夏バテで、不足していた栄養を取り込もうと食欲が増す

このような原因から、秋に太りやすくなることがありますが、実は秋から冬はダイエットに向いている季節なのです。理由は、「秋から冬にかけて基礎代謝が高くなるから」です。

寒くなってくると、内臓や筋肉を寒さから守るために、体はエネルギーを発生させるようになります。そのため、生命維持に最低限必要だといわれる基礎代謝が高くなるので、実は寒い季節のほうが痩せやすいのです。

したがって、ジョギングなどの軽い運動や、痩せやすい食材・食べ方を工夫することで、秋太りを回避することが可能です。

秋太り対策におすすめの食材5つ

きのこ類

きのこ類
出典:byBirth

秋に旬を迎える舞茸やしいたけ、エリンギなどのきのこ類は、食物繊維が非常に多く含まれています。食物繊維は腸をきれいに掃除して、便通を良くする働きがあるため、代謝アップに効果的です。

また、食後の血糖値の急上昇を抑える働きがあるため、インスリンの過剰分泌を抑え、体に脂肪がつくのを防ぐ効果も期待できます。

低カロリーで、カサが大きいので、炊き込みご飯や味噌汁などに加えて、摂取カロリーを抑えることができますよ。

秋刀魚(サンマ)

さんま
出典:byBirth

秋にたっぷりと脂がのって美味しくなるサンマは、DHAEPAなどの不飽和脂肪酸が多く含まれています。

DHAやEPAは、血液中の中性脂肪値やコレステロール値を下げる働きや、血液をサラサラにして血栓ができるのを防ぐ働きがあるため、生活習慣病予防に効果的です。また、血液をサラサラにすることで血行が良くなるので、体の冷え対策にもなり、代謝アップにつながります。

たんぱく質が豊富であることも、筋肉量アップにつながり、ダイエットに効果的といえますね。

秋鮭

鮭
出典:byBirth

秋鮭は、産卵前なので身がしっかりと引き締まっていて、脂肪が控えめなことが特徴です。サンマと同じく良質なたんぱく質が豊富で、DHA・EPAも含まれています。

また、鮭の色素である“アスタキサンチン”は、強い抗酸化作用を持っているため、体内で発生した活性酸素を除去し、美肌や美白効果、アンチエイジングなどの効果も期待できます。

脂肪が控えめなので、ホイル焼きやムニエル、フライなどにしても美味しいですし、鍋に加えてもヘルシーにいただけますよ。

れんこん

れんこん
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れんこんは歯ごたえがあるため、噛む回数が増えるので、ダイエットにも効果的な食材です。でんぷんも多く含まれていますが、ビタミンCや食物繊維が豊富なので、美肌効果や便通改善にもおすすめです。

また、カリウムも多く含まれていますが、体内の余分なナトリウムを体外に排出する働きがあるため、むくみ予防にも効果的です。

太ったと思っても、実はむくみが原因であることも少なくありません。秋は、夏ほど汗をかかなくなり、体に水分や老廃物が溜まりやすくなるため、むくみやすい季節。カリウムを意識して補給することも、大切といえますね。

さつまいも

さつまいも
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「太る」というイメージがあるイモ類ですが、適量食べるのであれば美容効果も高いためおすすめの食材です。イモ類のビタミンCは、でんぷんで守られているため加熱にも強く、夏に紫外線で受けた肌のダメージを回復するのにも効果的です。

また、食物繊維も豊富なので、便秘によって代謝が悪くなっている人は積極的に食べたい食材です。1日に100g程度(中くらいのもの1/2本くらい)を食べと良いでしょう。

太るのが気になるという方は、「夜に食べないようにする」「さつまいもを食べた分、主食を減らす」などの工夫で対応してくださいね。

秋太りしないために気をつけたい食べ方のコツ

食べ方
出典:byBirth

食前に飲み物を飲む

食事と食事の時間があいた状態で食事をすると、早食いや過食をしてしまい、インスリンが過剰に分泌され、体に脂肪がつきやすくなる恐れがあります。

食事をする前に、温かいお茶や牛乳、野菜ジュース、トマトジュースなどをコップ1杯程度飲んでおくと、空腹感がやわらぎ、早食いや過食を防ぐことができますよ。

カロリーや炭水化物が多いものは日中に食べる

脂肪の合成を促す時計遺伝子Bmal1(ビーマルワン)というたんぱく質は、午後2~3時にもっとも少なくなり、午後10時~午前2時に多くなるといわれています。

そのため、ランチタイムや間食など日中の時間帯に、カロリーが高いものや炭水化物が多いものを食べておくようにしましょう。

“食べ順”を意識する

血糖値を上げる炭水化物を多く含むものは、食事の最後に食べるようにしましょう。

野菜や汁物、たんぱく質などから食べ始めることで、食後に血糖値が上がるのを緩やかにしてくれるため、インスリンの過剰分泌を防いで体に脂肪がつきにくくなります。手軽に取り組める方法なので、秋太り対策だけでなく、常日頃から意識したい習慣です。

いかがでしたでしょうか?秋は太りやすいイメージがありますが、工夫次第で秋太りを回避することができます。

美味しい食材も多いので、取り入れながら、無理のない範囲でダイエット・体型維持をしていきましょう!

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