ベースメイクの質感の違い
ベースメイクでよく出てくる「ツヤ肌・マット肌・セミマット肌」という言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。ベースメイクの質感の違いを指していて、それぞれ特徴があります。
ツヤ肌とは
近年とくに人気のツヤ肌メイク。韓国女優のように、肌にみずみずしい潤いがあり、輝くようなツヤがあるのが特徴。ハリや透明感のある仕上がり、大人っぽさやクールな印象にも魅せることが出来ます。普通~乾燥肌の方におすすめ。
ベースメイク前に、美容オイルを使い、油分をプラスしたり水分や油分でしっかりと保湿するのがポイント!
マット肌とは
陶器のように毛穴などの肌の凹凸がなく、ツヤはなく、ふわっと柔らかさがあるのが特徴。触るとサラサラしており、フェミニンや優しいといった印象に仕上がります。普通~脂性肌、混合肌の方におすすめ。
毛穴や小じわカバー効果のある化粧下地を使用し、肌の凹凸を補正。パウダーファンデーションやフェイスパウダーを使うのがポイント!
セミマット肌とは
セミマットを一言で表すなら「ツヤとマットのいいとこ取り」です。マットが持つカバー力と自然なツヤを併せ持ち、上品に仕上がるのが特徴。また、肌質を選ばないため、どんな肌質の人にもおすすめです。
推しは「セミマット肌」
TPOや季節、ファッションに合わせてベースメイクの質感を変えるなどして、ベースメイクの違いを楽しんでいた人も、コロナ渦になりベースメイクの選び方にも変化が起きている人もいるのではないでしょうか。
最近では、マスクの着用やオンライン会議、オンライン飲み会などで多様な働き方や楽しみ方が増えてきました。その一方で、ツヤ肌メイクが時として「テカリ」に見えたり、マスクによるメイク崩れが気になるという人も。
筆者もその一人ですが、ニューノーマルのこの時代におすすめなのが「セミマット肌」です。
マットだと乾燥したり透明感が足りない、ツヤだとテカリに見えたり崩れてしまう。そんな時は、ツヤとマットの両方の魅力を兼ね備えているセミマットが適しています。デイリー使い・オフィスメイク・オンラインメイク・マスクメイクなど幅広いシーンで使える実用性もあり、セミマット肌は、仕事にプライベートに忙しい大人女子は押さえておきたいところ。
顔の中でもマットな部分、ツヤを出す部分とパーツ毎で質感を変えることが大切
以下の3つのポイントを押さえておけば、簡単にセミマットな仕上がりが完成します!
- 化粧下地で肌の凹凸や色ムラを補正
(皮脂崩れしやすい部分は皮脂吸着効果のある化粧下地がおすすめ) - 顔全体をリキッドファンデーションで仕上げる
(崩れやすいTゾーンは最後につけましょう) - 崩れやすいTゾーンのみフェイスパウダーをON
(脂性肌の人は頬の中心にも重ねましょう)
おすすめファンデーションは
ファンデーションにもそれぞれ特性があり、セミマット肌には適度な潤いとカバー力があるリキッドファンデーションがおすすめ。その中でも筆者愛用のセミマット仕上げになる、「ディオールスキン フォーエヴァー フルイド グロウ」についてご紹介します。
DIOR ディオールスキン フォーエヴァー フルイド グロウ
SPF35・PA++ 全8色
ローズ フルーツ エキス、パンジー エキスなどのスキンケア成分が86%も配合。
日中の乾燥から肌を守りながら、キメが整うことで毛穴を目立たず、美肌魅せ抜群のリキッドファンデーションです。また、汗・高温・高湿度に強いロングウェア処方でマスクにつきにくく、1日中崩れない完璧肌が実現。
マスク下の肌は高湿度により崩れやすく、またマスクを外すと肌の水分が蒸発し、乾燥状態に。こちらのファンデーションは、高いカバー力やフィット感、持続性の高い処方で、過酷な肌環境にもピッタリなんです。また、ニキビの元になりにくい「ノンコメドジェニック処方」なのも高ポイント。
伸びがよくムラになりにくい!伸ばした後に無駄なベタつきを感じないから、これからの季節にも使いやすい!
ブラシ派?スポンジ派?
公式サイトによるとブラシ使いを推奨していますが、スポンジ使いもフィット感が増しておすすめです。
スポンジver.
頬にファンデーションをおき、トントントンと軽く叩くように顔全体にのせたら、ファンデーションがついていない面で同じようにトントンしていく。そうすることで、肌とファンデーションの密着が高まり、より崩れにくくカバー力もアップします。マスクメイクにおすすめ。
ブラシver.
頬にファンデーションを置いたら、顔の中心から外側に向かって滑らせるようにつけていきます。カバー力がほしい部分は重ね付けを。ブラシで滑らせるようにつけることで、肌にツヤがでやすくなります。ツヤを残したい場合は、フェイスパウダーもブラシでつけるのがおすすめですよ。
マルチなベースメイク
テカリや崩れが気になる季節に突入。仕事もプライベートも忙しい!どんな場面でも美肌に見せたい!という方は、ぜひセミマット肌に挑戦してみてくださいね!