うるおいとツヤ感があり、若々しい印象を与える脂性肌。しかし、皮脂が多すぎるゆえに顔のべたつきが気になる人も少なくありません。
脂性肌には、化粧水を使ってうるおいを与え、肌の水分と油分のバランスを整えることが大切です。とはいえ、化粧水によって成分が違い、効果も異なるため、どの化粧水が脂性肌に合っているのか判断がつかないこともあります。
本記事では、脂性肌に合う化粧水の選び方について説明します。脂性肌に合う化粧水は「さっぱりとしたテクスチャ」「高保湿」「皮脂コントロール」効果のあるものを選ぶことをおすすめします。
脂性肌について
脂性肌は、人の肌タイプの1つです。脂性肌について詳しく知ることで、必要なスキンケアが分かるため、どの化粧水が合うのか判断ができます。
ここでは脂性肌の「特徴」「原因」「必要なケア」について説明します。
脂性肌の特徴
脂性肌は、皮脂分泌が多く、顔がテカりやすい特徴があります。そのため、脂肌、オイリー肌、テカリ肌などといわれることもあります。
皮脂で肌に油膜ができるため、水分蒸発が起こりにくく、うるおいを感じさせます。しかし一方で、皮脂が毛穴に詰まりやすく、放置すると炎症が起こってニキビができやすくなります。また、皮脂の分泌によりメイクが浮いて崩れやすい傾向にあります。
脂性肌の原因
脂性肌の原因は次の2つです。
皮脂のとりすぎ
皮脂が多いからといってとりすぎると、肌に必要な油分まで落ちるため、肌が乾燥しかえって皮脂の分泌が過剰になります。
とくにあぶらとり紙や洗浄力の高いクレンジングや洗顔料は、皮脂をとりすぎる傾向があるため、使い過ぎには注意が必要です。
保湿不足
肌にうるおいが不足すると、乾燥して皮脂の過剰分泌を起こすため、顔のテカリがひどくなります。
また、皮脂分泌が続くと、毛穴が開いたままになり、肌表面が凸凹でゴワゴワとした状態になり、見た目が悪くなります。
脂性肌に必要なケア
脂性肌は、化粧水を使って十分な保湿をし、油分と水分のバランスを整えるケアが大切です。
肌に水分を補給すると、脂っぽさが緩和しテカリが少なくなります。また、肌の乾燥が和らぐため、皮脂の過剰分泌も抑えられます。
脂性肌には、うるおいを与えて肌の調子を整える化粧水を使ったケアが非常に重要です。
脂性肌に合う化粧水の選び方
化粧水は、肌質にあわせて選ぶと、効果を実感しやすくなります。ここでは脂性肌に合う化粧水の選び方について説明します。
テクスチャがさっぱりとした化粧水を選ぶ
脂性肌は、テクスチャがさっぱりとしている化粧水を選ぶことをおすすめします。化粧水は、基本的に毎日使用するもののため、使用感も重視しましょう。
脂っぽくテカりやすい脂性肌は、顔がべたつくため、さっぱりとした化粧水は使用感がよく気持ちよく使えます。また、浸透力が高く、肌表面に成分が残らない化粧水も肌なじみがよく、べたつきにくいため使いやすいといえるでしょう。
保湿力が高い化粧水を選ぶ
脂性肌は、保湿力の高い化粧水でうるおい補給をすることで、油分と水分のバランスが整えられます。化粧水を選ぶときは、高保湿成分が配合されているものを選びましょう。
化粧水によく使われている高保湿成分は次のとおりです。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
上述の成分は、人の肌にある成分のため、浸透力が高く保湿効果を十分に発揮します。なかでも、セラミドは、水分を挟み込んで逃がさないので、最も効率的にうるおいを補給できます。
化粧水を選ぶときは、高保湿成分が配合されているか、パッケージの成分表示を見て確認しましょう。
皮脂コントロールできる化粧水を選ぶ
皮脂コントロール効果のある化粧水は、脂性肌の余分な皮脂分泌を抑えて肌の調子を整えます。化粧水によく使われている皮脂の分泌を抑制する成分は次のとおりです。
- ビタミンC誘導体
- ハトムギ
ビタミンC誘導体は、皮脂抑制効果のほかにも、保湿効果や抗酸化作用も高く優秀な美容成分です。乾燥や紫外線ダメージから肌を守り、皮脂の過剰分泌を防いでくれます。
ハトムギも、肌の油分を抑える効果に優れており、皮脂汚れによるニキビなどの炎症を予防します。
皮脂コントロール成分配合の化粧水は、皮脂の過剰分泌だけでなく、脂性肌に起こりやすいニキビなどの肌トラブルを防ぐためにも有効です。
まとめ
脂性肌は、皮脂分泌が多く、顔がテカりやすい特徴があり、ニキビやメイク崩れがよく起こります。
原因は「皮脂のとりすぎ」と「保湿不足」の2つで、化粧水を使って油分と水分のバランスを整えるケアが必要です。脂性肌に合う化粧水は「さっぱりとしたテクスチャ」「高保湿」「皮脂コントロール」効果のあるものを選ぶことをおすすめします。
効果的な化粧水を使って、べたつきフリーのサラっと肌を手に入れましょう!