眉毛を美しく描けると、顔が引き締まり魅力的になります。眉毛はコツさえつかめば、初心者でも少ない工程で簡単に描けます。
しかし、何度チャレンジしても眉毛が濃くなる、ラインがガタガタして上手く描けないと悩んでいる人も少なくありません。
本記事では、初心者でもできる簡単な眉毛の描き方について説明します。眉毛の描き方は、「輪郭を描く」「眉尻を埋める」「眉山と眉頭を埋める」「形を整える」の4ステップで行いましょう。
眉毛を描くことについて
眉毛を描くことは、顔の印象をかっこよく決めるために重要です。ここでは「眉毛を描くことが難しい理由」と「眉毛を描くときに使うアイテム」について説明します。
眉毛を描くことが難しい理由
眉毛を描くことを難しいと感じる理由は、輪郭、太さ、濃さ、長さなど多くの点に注意する必要があるからです。いずれか1点でもうまく描けないと、顔がかっこよく決まりません。
例えば、眉毛の輪郭がぼけてしまえば、だらしのない印象になります。また、濃すぎる眉毛は、我が強く暑苦しい印象になります。
眉毛を美しく自然に仕上げるには、輪郭や濃さなど多角的に注意しながら描くテクニックを身につけることが大切です。
眉毛を描くときに使うアイテム
眉毛を描くときに使用するアイテムは次の3つです。
アイブロウペンシル
アイブロウペンシルは、固形タイプで細い芯状になっているアイテムです。小回りが利くため、眉毛の細かい部分を描く時に使用します。
アイブロウパウダー
アイブロウパウダーは粉末状のアイテムで、ブラシにとって使用します。眉毛1本1本の隙間を埋めるために使用するほか、色の違うパウダーを使用すれば、眉頭から眉尻にかけてグラデーションもつけられます。
スクリューブラシ
スクリューブラシは、ラグビーボールのような形状をしたボリュームのあるブラシで、眉毛をとかして毛流れを整えるために使用します。つけすぎたアイブロウペンシルやパウダーを薄めて、自然な仕上がりにするためにも使います。
初心者も簡単!眉毛の描き方の4ステップ
眉毛の描き方は、上述の3つのアイテムを使用して4ステップで行います。描くことが難しい眉毛も、4ステップさえ丁寧に行えば簡単に描けます。描き方を身につけて実践してみましょう。
1. ペンシルで輪郭をつくる
まず、ペンシルで眉尻を描き、眉毛の輪郭をつくります。
眉尻の長さを、ペンシルで小鼻と目尻を結んだ延長線上に定めて印をつけ、眉山の上下からそれぞれ繋ぎます。
ペンシルは寝かせるようにして使い、内側から外側に向かって、毛を足していくようなイメージで描いていきましょう。ペンシルの色が濃く出すぎないため、自然な仕上がりの眉毛になります。
2. ペンシルで眉尻の先端を埋める
ペンシルで眉尻の輪郭をとった後、眉尻の先端部分のみペンシルで色を重ねて濃くします。眉毛は眉尻に向かうにつれて濃くすると、奥行きのある立体的な顔をつくれます。
ただし、ペンシルで眉尻全体を埋めると、色が濃く出すぎて不自然になるため、眉尻の先端部分のみ行うようにしましょう。
眉尻の先端を埋めるときは輪郭をつくるときと同様に、ペンシルは寝かせて毛を描き足すように行うと、色の調整がしやすく失敗を防げます。
3. パウダーで眉中と眉頭を埋める
眉頭や眉中など、眉尻の先端部分以外はアイブロウパウダーを使って毛の隙間を埋めていきます。
ブラシにアイブロウパウダーを取り、毛の流れに逆らうようにしてのせると色がしっかりと入ります。
できれば、アイブロウパウダーは薄い色と濃い色の2色用意し、眉頭に薄い色、眉中に濃い色を使用してグラデーションをつくると、立体感のある眉毛になります。
アイブロウパウダーを1色のみでグラデーションをつくりたい場合は、眉頭と眉中の使用量を変えて、濃淡ができるよう工夫が必要です。
4. スクリューブラシで整える
眉毛全体を描き終えたら、仕上げにスクリューブラシを使って形を整えます。眉毛の輪郭をスクリューブラシで適度にぼかすと、肌との境界線が目立ちにくくなり、より自然な仕上がりになります。
また、色が濃くつきすぎた部分やラインのはみ出しをした部分にスクリューブラシを当てて、修正もできます。
1~3のステップでうまくいかなかった部分も、スクリューブラシを使えば綺麗に仕上げられます。
まとめ
眉毛を美しく自然に仕上げるには、輪郭、太さ、濃さ、長さなどに注意しながら描くことが大切です。
眉毛を描くときに使用するアイテムは、「アイブロウペンシル」「アイブロウパウダー」「スクリューブラシ」の3つです。眉毛の描き方は、前述の3つのアイテムを使って「輪郭を描く」「眉尻を埋める」「眉山と眉頭を埋める」「形を整える」の4ステップで行いましょう。
必要なのは3アイテムと4ステップを覚えることのみ!簡単に、自然な眉毛を描きましょう!