今年は本気の美白ケアを！
年齢を重ねるごとに気になるシミの存在。特にシミの原因でもある紫外線には気をつけている方が多いと思います。美白ケアといえば、とりあえず日焼け止めを塗らなきゃ！というイメージがあるかもしれませんが、本気で美白を目指すならば食や睡眠、スキンケアなど日頃の生活から徹底的に改善をしていくことが大切です。
今回は、今年こそは絶対に焼けたくない！という方のための、徹底美白対策を4つご紹介していきますよ。
【美白計画その1】お家時間にも日焼け止めを
日光に当たっている時だけでなく、自宅で過ごしている間も日焼けをするということを知っていましたか？
紫外線にはUV-AとUV-Bの2つがありますが、UV-Aは窓ガラスを通過して室内に入り込んでしまう恐ろしい存在なんです。室内での日焼けは紫外線カット効果のあるカーテンや窓ガラスでも防ぐことができますが、できるかぎり自宅でも日焼け止めを塗る習慣を身につけましょう。
おすすめは、室内と外出時での日焼け止めの使い分け。SPFやPAの値が高いほど紫外線カットの効果も高くなりますが、そのぶん肌への負担が気になりますよね。
家の中で過ごす日はSPF・PAの数値が低く軽い使い心地のもの、外出をする時は必要に応じてしっかり紫外線カットをしてくれるもの、というように分けて使うのがおすすめです。そして、室内に届くUV-Aをカットする数値はPAで表されているため、室内用の日焼け止めはSPFよりもPAの数値を重視して選びましょう。
【美白計画その2】外出時は日焼け防止ファッションで徹底ガード
通勤や子供との公園など、どんなに日焼けをしたくなくても外出を避けることはできませんよね。もちろん日焼け止めを塗ることも大事ですが、日焼けを防ぐファッションアイテムもプラスして、紫外線を徹底的にガードしましょう。
1. つば広ハット
顔周りの日焼け対策だけでなく、紫外線による髪のダメージや熱中症予防にもなる帽子。通気性が良く、つばがなるべく広めのものがおすすめです。
コンパクトに折りたためるものや、まるごと洗えるものなど、夏にぴったりの帽子がたくさん発売されているので探して見てくださいね。
2. 日傘
晴雨兼用や折りたたみタイプなど、バリエーションが豊富な日傘もおすすめのアイテムです。紫外線予防を重視するならば、アスファルトからの反射を防ぐことができる内側が紺や黒のものを選びましょう。
素材はJIS規格で証明された1級遮光生地が使われているかどうかもチェックしてくださいね。
3. サングラス
意外と見落としがちな目の日焼け。目から紫外線を浴びると、脳が察知して体内にメラニンを発生させてしまうということもあるため、シミやそばかすを防ぐためには目元も紫外線から守ってあげることが大切です。
サングラスは表記されているUVカット率やUV透過率の数値を目安にしながら選びましょう。
【美白計画その3】食生活の改善
紫外線を防止するケアだけでなく、インナーケアにも気を使っていきましょう。美白効果が期待できる食べ物を日常的に摂り入れることで、シミやそばかすの定着を防ぎ、肌の老化を予防することができます。
1. ビタミンC（ブロッコリー・パプリカ・アセロラ・キウイなど）
ビタミンCはメラニンの生成を抑え、美肌に欠かせないコラーゲンを生成する働きがあります。ビタミンCは一気に取り込んでも身体に溜めることができないため、食事からこまめに摂取するのがおすすめです。
性質上、生で食べるのが1番良いとされていますが、ジュースやスムージーにして飲みやすくするのも1つの手段です。
2. ビタミンE（アーモンド・ひまわり油・エゴマ油・きな粉・大豆など）
抗酸化作用を持つビタミンEには、血液の循環を良くし、肌のターンオーバーを正常に整える作用があります。ビタミンEを摂り入れることで、美白だけでなく冷え性や肩こりの改善にも繋がりますよ。
ビタミンEは光に弱いという性質があるため、なるべく日に当たらない場所で保管しましょう。
3. リコピン（トマト・マンゴー・ピンクグレープフルーツなど）
トマトの赤い色素を作り出しているリコピンには、先ほどご紹介したビタミンEよりもさらに強い抗酸化作用があります。それだけでなく、紫外線による肌の赤みやメラニンの発生を軽減する効果も期待できるため、美白において欠かせない食材の1つです。
リコピンは加熱したり油と一緒に摂取することで吸収率が高くなるので、それらを踏まえながら調理してみてくださいね。
【美白計画その4】美白スキンケア
最後は美白スキンケアについて。美白効果のあるスキンケア製品はたくさん発売されており、正直どれを選べば良いのか迷ってしまったことはありませんか？まず1つの基準として、美白有効成分が含まれているかチェックしてみましょう。
美白有効成分とは、「メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ効果」が厚生労働省に認められた成分のことを言います。このメラニンという物質が肌の内部で蓄積されることで、シミやくすみを発生させてしまうため、そこをまず改善していくことが大切なのです。
1. ビタミンC誘導体
ビタミンC単体をより吸収しやすく、安定させたのがビタミンC誘導体です。メラニンの発生を予防するだけでなく、今あるシミを薄くする効果も期待できます。
2. トラネキサム酸
アミノ酸の1種であるトラネキサム酸は、シミや肝斑の予防・改善効果が期待できる成分です。ニキビや炎症後の色素沈着を予防する効果も期待できます。
3. アルブチン
アルブチンには、メラニンを生成するチロシナーゼの活性化を阻害する役割があります。似た成分のハイドロキノンに比べても刺激が少ないため、取り入れやすい成分の1つです。
いかがでしたか？
今回は、美白のためにできるトータルケアをご紹介しました。どれも実行したからといってすぐに効果が出るわけではありませんが、何事も日々の積み重ねが大切です。今までなかなか美白効果を実感できなかったという方も、ぜひ記事を参考にしながら試してみてくださいね。
