X脚を改善してまっすぐな美脚になりたい!
O脚に悩んでいる人は多いですが、実は、X脚に悩んでいる人も意外と多いもの。O脚よりはいいと思われがちですが、X脚にも以下のようなデメリットがあります。
- 膝を傷めやすい
- お尻がたるみやすい
- 股ズレしやすい
- むくみやすい
見た目の問題だけでなく、加齢とともに膝を傷めやすいので少しでも早く改善しておきたいですね。
「X脚は骨格によるものだから治すのは無理」とあきらめている人も多いと思いますが、今からでも遅くはありません。足のゆがみは日々の生活で少しずつ生じたものなので、少しずつ改善していくことも可能です。
X脚を改善することでまっすぐな美脚になるのはもちろん、ゆがみが解消されると足が長く見える効果もありますよ。
X脚には2タイプある
そもそもX脚とは、膝が内側に入って足がゆがんでいる状態のこと。さらにX脚は、2タイプに分かれます。
1つは完全なるX脚で、両膝がくっついてかかとが離れている状態。この場合、膝は外側を向いているのが特徴です。
2つめはXO脚で、両膝がくっついているのに、ふくらはぎやくるぶしが離れている状態。この場合は、膝が内側を向いているのが特徴です。
X脚になる原因は、日頃の姿勢や足を組んで座る癖などによるもの。生まれつきの骨格の場合もありますが、日常生活の中で少しずつゆがみが生じたケースが多いです。
X脚を改善するストレッチ
X脚を改善するには、「骨盤」と「股関節」のゆがみを改善することがポイントとなります。この2つのゆがみを改善するストレッチをご紹介します。
骨盤のストレッチ
- 仰向けになり、両足の膝を曲げます。
- 膝を開き、床に近づけます。できるところまででOKです。
- 腰が床から浮かないように注意しましょう。
- 20秒キープします。
- 次に、膝をくっつけたまま両足を左右に倒します。
- それぞれ10秒キープして、10回行いましょう。
骨盤と股関節は連動しているため、骨盤がゆがむと股関節にもゆがみが生じてX脚になります。骨盤のゆがみは他にも様々な不調を引き起こすため、ストレッチで改善することが大切です。
股関節のストレッチ
- 足裏同士をくっつけて、あぐらのような体勢で座ります。
- 骨盤を立てるように意識して、背すじを伸ばします。
- 膝を床に近づけるように、手で軽く押します。
- そのまま上体を前に倒しましょう。
X脚の人は、股関節が硬くなると悪化しやすと言われています。そのため、股関節をやわらかくするストレッチが効果的です。
お尻のストレッチ
- 仰向けになり、右膝の上に左足首を乗せます。
- 両手で右膝を抱え、胸に引き寄せます。
- お尻が伸びているのを意識することがポイントです。
- そのまま20秒キープしましょう。
- 反対の足も同様に行います。
お尻のストレッチは、股関節をやわらかくするとともに、お尻の筋肉に刺激を与える効果があります。お尻の血行が良くなり、ゆがみを改善できます。
お尻の筋肉を鍛えることもX脚の改善につながる
X脚を改善するストレッチを3種類ご紹介しましたが、お尻の筋肉を鍛えることもX脚の改善につながります。
X脚の人は内側に向いて骨格がゆがんでいますが、お尻の筋肉を鍛えることで股関節を外側に動かしやすくなるのです。これによりX脚の悪化を防ぎ、改善することにもつながります。
お尻の筋肉を鍛えるエクササイズ
- 四つん這いになります。
- 片足の膝を曲げた状態で、体よりも上に持ち上げます。
- 可動域は少なくてOKなので、体よりも上にキープしたまま足を上げ下げしましょう。
- 10回行ったら、反対の足も同様に行います。
X脚の人はお尻が垂れやすいため、ヒップアップ効果のあるお尻エクササイズにもチャレンジしてみてください。
X脚を改善するために、日頃から気をつけたいこと
X脚になる原因は日頃の行動によるものなので、X脚を改善するためには日頃から気をつけたいことがあります。以下の3つはX脚の原因にもなるため、日頃から意識しておきましょう。
立つときに片足に重心をかけない
立っていることがつらくなると、片足に重心をかけてしまうこともありますよね。これが癖になるとX脚が悪化しやすくなるため、立つときは両足に均等に体重を乗せるようにしましょう。
また、片足重心になると姿勢も悪くなりやすく、体にゆがみが生じやすくなります。X脚だけでなく、全身のゆがみを予防するためにも、片足重心にならないように気をつけることが大切です。
座るときに足を組まない
足を組んで座る女性はセクシーですが、実はこれもX脚の原因になります。つねに膝をそろえて座るのは意外とつらいですが、これは足の筋肉が衰えている証拠でもあります。
X脚を改善するには、太ももやお尻などの下半身の筋肉を鍛えることが有効です。日頃から足をそろえて座る癖をつけることで、適度に筋肉を鍛えることができます。
内股にならない
内股で歩くと可愛らしい印象になりますが、これもX脚の原因に。もともとX脚の人はガニ股で歩きづらいですが、内股になるとXO脚の原因になりやすいため気をつけましょう。
つま先は正面を向いている状態をキープし、姿勢を正して歩くことで全身のゆがみ予防にも効果的です。
今からでも遅くない!ストレッチでX脚を改善しよう
X脚を改善するストレッチについてご紹介しました。X脚は生まれつきの場合もありますが、日頃の生活によって足にゆがみが生じるケースも多いです。そのため、日頃の行動にも気をつけながらストレッチを行って、X脚を改善していきましょう!