真っすぐで綺麗な脚は美脚効果や脚長効果があるので、女性ならなりたいと思いますよね!O脚は遺伝もありますが、「9割の人は普段の生活習慣が原因」でなるそうです。つまり、ほとんどの人がO脚を改善できるということになります。
そこで今回は、O脚になる原因から改善方法までをご紹介します。
O脚になっていませんか?
まずは自分の脚の状態をチェックしてみましょう。
1. 見た目でチェック
O脚とは「膝と膝の隙間が2cm以上開いている状態」の事をいいます。よく膝と膝がつかなければO脚というのは間違いです。それをふまえてチェックしてみましょう。
- 踵とつま先をつけて真っすぐ立ちます。
- 膝と膝の間にペンを挟みましょう。
挟めれば問題ないのですが、挟めないようならO脚の可能性があります。ただし個人差により「2cm前後の隙間も正常」なので、挟めないといっても問題ないケースもあるので、目安としてみましょう!
なお、ふくらはぎの隙間に関してはO脚じゃない「正常な人でもふくらはぎがつかない」人もいますので、よほど大きく開いていなければ気にする必要はありません。ふくらはぎは筋肉の付き方によっても形が変わるので、歩き方や生活習慣を改善すれば良くなる可能性があります。
2. 体調でチェック
1. 上半身と比べて下半身が太っている
むくみや老廃物がたまっていませんか?O脚は筋肉バランスが崩れるので、血行が悪くなり下半身が太りやすくなってしまうようです。
2. 腰や関節が痛い
O脚は骨格が歪んでいるので腰や膝、股関節に強い負荷がかかります。痛みがある人はO脚かもしれません。
3. 脚が疲れやすい
脚の中でも特にふくらはぎの外側が疲れやすい人は、O脚の可能性があります。
O脚になる習慣や癖
日本人の8割がO脚で、そのうちの9割が普段の生活習慣が原因でO脚になっています。その原因をご紹介しますので、該当する項目があるときは改善してみてくださいね!
1. 椅子に座ったときに脚を組む
基本的には「左右非対称の動きは脚の形を崩す」と思ってください。特に脚組みは大きく左右の脚のバランスを崩すので、O脚になりやすいといわれています。
2. 正しい歩き方ができていない
美しく歩くという意識をしないで、無意識に歩いていませんか?背筋を伸ばして綺麗に歩く意識を持たないと、変な癖がついてしまい、O脚が悪化するかもしれません。特に左右に揺れながら歩いたり、すり足には注意しましょう!
3. 床に座る時間が長い
あぐらやぺったんこ座り、女の子座りは骨格が歪む原因になります。なるべく真っすぐな姿勢を維持できる椅子に座るといいかもしれません。
4. 真っすぐ立てていない
重心が片寄っていませんか?踵重心やつま先重心、左右の重心などが癖の人は、骨格の歪みや筋肉バランスが崩れてO脚になる可能性が高くなります。
5. 内股、がに股になっている
歩いているときや立っているときに内股やがに股になっている人は、O脚になっているかもしれません。骨盤の歪みや脚のねじれが発生してしまうので注意しましょう。
O脚改善のためにやること
O脚改善トレーニングの前に、どこをどうするのか確認しておきましょう。
1. 内転筋を鍛える
太ももの内側にあり、脚を閉じるときに使われる筋肉です。「外ももとの筋肉バランスを整える」ことで、O脚改善や太ももを細くする効果が期待できます。
2. 骨盤の歪みを矯正する
脚の形に大きく影響するのが骨盤です。骨盤の歪みを解消することで、「筋肉バランスと脚全体の歪みが改善」される可能性があります。
1. O脚改善トレーニング
トレーニング中は、今どこを鍛えているのか意識してやってみましょう。正しいフォームで1回1回丁寧にやることがポイントです!
太ももの内側にある内転筋を鍛える
- 椅子に座って姿勢を正します。深く座って骨盤を立てるようにしましょう。
- 膝の間に弾力があるクッションやゴムボールを挟みます。
- 挟んだクッションを少しずつ膝で押していきます。ゆっくり押すのがポイントです。
- 一番力が入った場所で3秒キープ。
- 少しずつ膝を開いていきます。
- 繰り返しましょう!
デスクワーク中でもできるトレーニングです。シンプルなトレーニングですが、O脚改善には高い効果が期待できます!
2. 骨盤の歪みを解消する
- 脚を伸ばして床に座ります。腕は走るときのように腕を曲げましょう。
- お尻だけを動かして前に進みます。できない場合は少しだけ脚を使ってもOKです。
- 10歩前進したら次は後進しましょう!
- 繰り返します。
いわゆるお尻歩きです。骨盤を支える筋肉を鍛えて、歪みを解消する効果が期待できます。
3. 脚全体の筋肉バランスを整える
- 脚を肩幅に広げて真っすぐ立ちます。両手は後頭部で組みましょう。つま先は外45度。
- 膝がつま先より前にでないように、お尻を突き出しながら膝を曲げていきます。このとき内股にならないように注意してください。
- 膝が80~90度になったらゆっくり戻していきます。
- 繰り返します。
スクワットです。「正しいフォーム」でやれば下半身全体の筋肉バランスが整い、O脚が改善されやすくなります。
O脚の人の9割は改善できる
O脚を予防するためにできることをご紹介しました。脚を組むのをやめたり、歩き方を意識するだけでも、O脚はずいぶん改善されると思います。それでも改善しないときは一度、整体で矯正してもらうのも良いかもしれません。
それでは生活習慣の改善とO脚予防トレーニングを、ぜひやってみてくださいね!