目力アップのための基本のテクニック
目元にファンデーションをのせない
まぶた自体に元々ある影を残して活かすのも、目力アップのテクニックのひとつ。色素沈着や赤み、くすみは上手に活かしながらアイメイクをしてみましょう。
まぶたの色を補正しようとしてファンデーションをのせてしまうと、逆に重たくのっぺりと見えてしまうので、無理にカバーしなくても大丈夫です。
下まぶたのインラインにナチュラルなカラーを
下まぶたのインラインにナチュラルな明るさを足してあげると、目元がクリアな印象になって目力アップに効果的です。
白目をクリアに見せたい場合はブルー系のカラー、ふっくら柔らかい目元に仕上げたいときはピンク系のカラー、自然に目力を強調したいならイエロー系のカラーなど、なりたい印象に合わせて色味を選んで楽しみましょう。
アイシャドウをワンカラーで仕上げる
アイシャドウを何色も重ねてグラデーションを作ると、厚塗りでやぼったく見えてしまうことも…。最初にご紹介したように、目元にファンデーションを塗らなければ元々の目元の陰影を活かせるので、シンプルに単色でアイシャドウを仕上げても自然なグラデーションになります。
まつ毛メイクは毛先を避ける
ビューラーでまつ毛を上げたり、マスカラを塗るときには根元のみしっかり仕上げれば充分。根元をしっかりビューラーで立ち上げ、根元にマスカラをたっぷりのせれば、目元のフレームを自然に強調することができます。毛先は逃して、目元に幅を出すように根元のメイクに意識を向けましょう。
目力アップのためのコスメ選び
インラインに黒は使わない
黒のアイライナーでインラインを埋めてしまうと、かえって目元を引き締めて小さく見せてしまいます。インラインには二ュアンスカラーのアイライナーを使って、自然な目力アップを目指しましょう。
マスカラのみ黒を使えば、十分目力をアップさせることは可能です。
赤みブラウンは日本人にぴったり
日本人のお肌はもともと黄色っぽいので、そこに赤みブラウンを足すと丁度いいバランスを手に入れられます。ニュアンスあるおしゃれな目元を簡単に演出できるほか、目元に奥行きがでて自然に仕上がります。
深みが欲しいならグレー系のアイシャドウを
グレー系のアイシャドウは、影をつくりたいときに効果的。目元に深みをプラスしたいときには、とっても役立ってくれるんです。シンプルに単色で使っても、重ね使いをしても使えます。
ただし、白みの強いグレーはお肌から浮きやすいので、肌馴染みのいいグレーを見極めるのが大切です。
下まぶたにラメアイシャドウで目元をふっくらと
ラメのアイシャドウを下まぶたにのせると、涙袋がふっくらとしたような印象に。涙袋が立体的になることで、目の幅も広がったように見せることができます。
目の形別!アイメイクの小技をご提案
一重の方の目力アップは?
一重の方の場合は、下まぶたの主張を強めることが目力アップへの鍵。立体的なアーモンドアイになるようにアイメイクをしてみましょう。
上まぶたは中央のみキラキラ光るハイライトカラーをのせて軽やかに仕上げ、下まぶたには粘膜にピンクのアイカラーを入れると境目がぼやけて、目の幅が広がって見えます。
二重だけど目がつぶらな方の目力アップは?
二重だけれどつぶらな目元の方の場合は、まず幼い印象にならないように意識しましょう。目の幅を縦に広がるようにメイクすると子供っぽく見えがちなので、横幅を意識。
赤みを含んだブラウンのアイシャドウを、眉下~鼻筋までしっかり瞳のくぼみに添わせて仕込みましょう。大人の色気を感じる、立体感ある目元に仕上がります。
二重で目尻に向かって二重幅が広がっている方の目力アップは?
目尻に向かってどんどん二重が広がっている目元を末広がりの二重といいます。このような目元の方は、目尻と下まぶたにアイメイクのポイントを絞って仕上げてみてください。
アイシャドウは目尻に向かって、スクエアになるように広げてのせていきましょう。女性らしく柔らかい印象になりたい場合は、赤みブラウンのアイシャドウを使うと肌馴染みもよく、クールになりにくくておすすめです。
二重の幅が狭めの方の目力アップは?
実は一重の方よりも、目元が腫れぼったく見えてしまいがちなのが二重の幅が狭めの方の場合。上まぶたを肌馴染みのいいナチュラルなカラーで輝きを与えて、そのままの自身のもつ目元の陰影を活かしましょう。下まぶたには、粘膜にしっかりとカラーを入れて仕上げることで、目の幅を拡張することができます。
目の形に合わせた目力アップを目指そう
目元や瞳の印象を変えたいときには、ちょっとしたアイメイクの工夫やコスメ選びで簡単にイメージチェンジすることができます。おしゃれな印象に仕上げたり、目元を大きく印象的に仕上げたいときには、ぜひ自分の目の形に合ったメイクに挑戦してみてください。