レモンは女性にとって良いこと尽くしなフルーツ
酸味が特徴のレモンは爽やかな香りと味で、まさに夏にぴったりのフルーツ。でも香りや味だけではない“夏だからこそレモンを摂りたい”、そのワケがあるのをご存知ですか?レモンは美しくなりたい女性に大きく貢献してくれます。
今すぐスーパーに買いに行きたくなる、そんなレモンの魅力に迫ってみましょう!
夏こそレモン!そのワケは?
美しさには必須なビタミンCが豊富
レモン=ビタミンCをイメージする方が多いと思います。その通り、レモン1個あたりに100mgのビタミンCが含まれているのです。ビタミンCはシミを防いで美白効果や免疫力をアップしてくれたり、アンチエイジング効果があったりと、美しさには欠かせない栄養素。そんなビタミンCがたくさん含まれているレモンを摂らないわけにはいきませんよね。
特に夏は紫外線によって肌へのダメージを受けやすく、冷房の強い部屋にいると乾燥を引き起こしたりと、何かと肌トラブルが現れて肌を老けさせる原因を作ってしまいやすい季節でもあります。そんな今だからこそ積極的にレモンを摂ることをオススメします。
ただビタミンCは熱に弱く水に溶け出してしまう性質のため、できる限り生のまま摂るようにするか、さっと炒める程度にしておきましょう。
クエン酸で疲労回復
レモンの酸っぱさはこのクエン酸が含まれているから。クエン酸には疲労回復の効果があり、夏のレジャーで遊びすぎた時や夏バテをしてしまった時に摂りたいもの。熱中症や食中毒予防にも効果的と言われています。
そのことから、食品の中でもズバ抜けてクエン酸が含まれているレモンは、夏にぴったりなフルーツだということがわかりますよね。
アロマ効果でリフレッシュ
レモンの爽やかな香りを嗅ぐと、爽快な気分になります。そのため、夏のムシ暑さからくるイライラや集中力が切れてしまった時、気分も高めたい時にこのレモンの香りは効果的だと言われています。フレッシュな柑橘系の香りは気分をリフレッシュさせてくれるのです。
夏コスメでレモンが使われているものや、またアロマオイルからレモンの香りを楽しむのもオススメです。
レモンの摂り方の注意点
朝は避ける
レモンを朝に摂って気分良く1日をスタートさせたいところですが、特に夏は避けるようにしておきましょう。
なぜかというと、レモンに限らず柑橘系に含まれる“ソラレン”という成分が、紫外線を受けるとメラニンの生成を活性化させてしまうのです。つまり夏の朝にレモンを摂ってお出かけをすると、シミができやすい状態になるということ。美肌のためにレモンを摂るようにしていてもそれでは意味がありませんよね。
なのでレモンはできるだけ夜に摂ることが望ましいでしょう。
皮は捨てない
実はレモンのビタミンCは皮に豊富に含まれているって知っていましたか?レモン汁よりも5~10倍ほど多く含まれているので、皮を捨ててしまうのはもったいない!レモンを丸ごと摂るのってちょっぴり抵抗がある方も多いと思います。輸入レモンだと防カビ剤や農薬などの心配もありますよね。
そのため皮も摂るなら、国産の無農薬レモンが安心です。無農薬ではなくても、国産レモンは厳しい審査を通ったものしか店頭に並ばないので、健康を考えて産地もチェックする必要があります。
もしくは野菜や果物を洗える洗剤を使って、皮をしっかり洗うようにすると良いでしょう。
レモンの保存&レシピは?
冷蔵・冷凍OK
レモンは冷蔵でも冷凍でも保存可能です。カットしていない状態なら冷蔵で2週間程度が目安です。ただレモンは乾燥しやすいので、一度カットしてしまうと2~3日くらいしか持ちません。
もし少しずつしか使わないのであれば冷凍保存の方が良いでしょう。冷凍してもレモンの栄養は変わらないそうなので、レモンをまとめ買いして冷凍するのもアリですね。
冷凍なら丸ごとでも、カットしてもレモン汁でも大丈夫なので、使う用途に合わせて保存方法を変えておくと便利ですよ。冷凍の場合は1ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。
「レモンシロップ」は常備しておきたい!
ではレモンを使ったオススメのレシピをご紹介します。レモンは薬味としてやサラダやマリネ、お肉と炒めたりなど意外とレシピのバリエーションが豊富。でも日常的にレモンを楽しむのであれば、レモンシロップを作って常備しておきましょう。
材料
- レモン
- 砂糖
- 蜂蜜
- レモンをスライスして、国産レモンなら皮ごと残します。
- 大きめの消毒済みの瓶にレモンと砂糖を交互に入れていきます。
- 最後に蜂蜜を入れて、1週間ほどでレモンシロップの完成。
これならとても簡単に作れそうですよね。完成したレモンシロップは水やソーダで割れば夏にぴったりのドリンクになり、冬ならお湯で割りホットレモネードとして飲むことができます。蜂蜜の量を調節して甘めに作れば子供もおいしく飲めちゃいますよ。
レモンで夏を乗り切ろう
美容において夏は何かとダメージを受けやすい厄介な季節ですが、そんな時は積極的に美容に良い食べ物を摂ることも大事です。クセになる酸味と爽やかな香りに癒されて、暑い夏を乗り切りましょう!