夏のメイク崩れはどうして起きるの…?
気温がどんどん高くなっていき、汗もかきやすい今からの季節。体調だけではなくお肌も不安定に揺らぎやすい時期なので、過剰な皮脂によるテカリや潤い不足でカサカサ肌になってしまったり、メイク崩れや肌トラブルにお悩みの女性は少なくありません。
夏場のメイク崩れは、どろどろに溶けたように崩れてしまうので悩んでいる女性も多い問題ですよね。そこで今回は、出勤・お出かけ中の日中にメイクを崩れにくくするための朝のスキンケアのポイントに注目!
忙しい朝でも取り入れやすい簡単なメソッドで、夏のどろどろなメイク崩れが起きにくいお肌を目指していきましょう。
角質オフで化粧ノリの良い素肌づくり
夏のお肌は紫外線のダメージを受けて新陳代謝が乱れやすく、意外に角質が溜まりやすいって知っていましたか…?角質がたまったゴワゴワの素肌では、ベースメイクをキレイにのせるのが難しくなってしまいます。
そこでおすすめしたい方法は、低刺激の拭き取り化粧水をコットンにたっぷりつけて、毎朝角質オフをしてみること!いらない角質をオフすることで素肌がなめらかになる以外にも、その後のスキンケアの栄養もぐんと入りやすくなって一石二鳥ですよ。
ぱっくり毛穴に注意!洗顔方法を見直そう
寝ている間に出てきたベタベタの皮脂は、朝の洗顔でしっかりとオフしていきましょう。
このときに、ベタベタを落とそうとして力強く縦にゴシゴシ洗うのは禁物!縦のゴシゴシ洗いは、毛穴が広がってしまう原因となるのです…。
毛穴を広げないためには、顔の中心から外側へ向かって円を描くようにクルクルと手を動かすことがポイント。たっぷり泡立てた洗顔料を使って、力を入れずにやさしくクルクル洗ってみてくださいね。
保湿の前には温冷ケアで美肌の土台づくり
お肌は水分が足りなくなると、皮脂を過剰に生産して水分不足を補おうとしてしまうので、夏こそ保湿ケアを徹底することに意味があるんです。
水分を受け入れやすいお肌の土台をつくるには、“温冷ケア”をマスターしてみるのがおすすめ!洗顔後の保湿前に、お肌を温めて巡りを良くして、冷たさを与えてお肌をキュッと引き締めることで、その後の化粧水の入り込み方をぐんとアップさせましょう。
HOW TO “温冷ケア”
1.蒸しタオルで“温ケア”
まず最初に、蒸しタオルで顔全体をやさしく覆いましょう。じんわりとお肌を温めて、肌温度を上げるように意識してみてください。
温めることで血のめぐりが良くなって、血色もアップします。忘れがちな耳まで覆えるようなサイズのタオルでチャレンジしてみることをおすすめします。
2.保冷剤で“冷ケア”
お顔全体がじんわり温まったら、次に冷凍庫で冷やした保冷剤をハンカチやタオルに包み、お肌に5秒を目安に当てて冷やしましょう。お肌全体を軽く冷やすことで、毛穴もキュッと引き締めることができます。
冷やした後は、化粧水を惜しみなく使ってたっぷりお肌に潤いをチャージさせてみてくださいね。
クリームで水分の逃げない素肌づくり
夏はベタつくのが苦手でさっぱり系のスキンケアを選びがち…という女性は少なくないはず。でも、夏のメイク崩れの原因は「乾燥対策」が鍵を握っているんです…!
冷房がキンキンに効いた室内や、電車の中でクーラーの冷風をダイレクトに浴びると、お肌はどんどん水分不足になっていきます。乾燥を撃退したいのであれば、夏こそ化粧水の後にはクリームを使ってみましょう!
乾燥肌さんは、お肌のバリア機能が弱っていることが多いです。水分を逃がさないようにしっかりと閉じ込めてくれるクリームは、乾燥からお肌を守る強い味方。
どうしてもベタつきが気になる人は、テクスチャーが軽めの朝向きのクリームもあるのでチェックしてみてください!
理想の仕上がり“しっとり&ひんやり”素肌を目指そう
ここまでご紹介してきたように、夏のメイク崩れは乾燥が大きな要因のひとつとなります。つまり、保湿が足りていないとメイク崩れも早まってしまうのです…!
上記のステップを取り入れつつ、化粧水と乳液orクリームをしっかりとなじませたら、最後に自分のお肌の感触のチェックを忘れずに!
保湿ができているかの見極め方は、手のひらで触ったときに“ひんやり”と冷えていて“モチモチ”とした触り心地であること。しっとりとしたお肌に仕上がれば、メイク崩れのしにくい土台がつくれています。
朝のスキンケアを見直してメイク崩れを防ごう
毎朝のスキンケアをほんの少し見直してみるだけで、夏の悩みの種“どろどろのメイク崩れ”を防げる可能性がぐぐんとアップします。
メイク崩れ知らずの美人肌で、楽しい夏を過ごしましょう!