どこか違和感…!涙袋メイクが嫌がられる理由と、筆者はオススメしたい理由
涙袋メイクが大流行し、雑誌でメイクをチェックしても見ないことはないくらいではなかったかと思います。ぷっくりとした涙袋は愛らしさを強調しますし、目を大きく見せてくれる効果もありますよね。
しかし今では、そのブームも一部収束方向に。「どこか不自然」「男性ウケが悪い」といった理由がよく挙げられます。流行は巡り巡るものなので、涙袋メイクの流行も終わりかけているのだと考えればそれまでです。
しかし、筆者としては涙袋メイクを推したいと思います。涙袋メイクが敬遠されてしまう要因と、涙袋メイクをオススメしたい理由から解説していきますね。
涙袋メイクが嫌がられるのは、これが原因
過ぎ去った流行メイクをしていると、古くさい印象になりがちです。例えば10年ほど前に大流行した鋭利な細眉は、今見ると「昔っぽいメイクだな」と思ってしまいますよね。それと同様で、涙袋メイクも古くさく見えてしまう可能性はあります。
しかし、まだ完全に流行が終わったわけではありません。さらに、涙袋にハイライトを入れるというメイク方法は、一昔前にもあったのです。古くさく見えてしまう原因は、過度な強調だと思います。
ここ最近流行したのは、涙袋全体にラメ入りのキラキラしたハイライトカラーを入れて、アイシャドウのダークカラーでラインを引いて陰影をつける方法でした。確かにこの方法だと涙袋がぷっくりとして見えるのですが、「メイクで涙袋を作りました感」が強く出すぎてしまうのです。ラメ感が強いハイライトカラーを選ぶことも多く、ちょっとギラついたイメージに。これが過度なメイク感を出してしまい、男性ウケも悪くなってしまったように思います。
流行のさなかなら良いかもしれませんが、ブームが落ち着いている今は、過度な涙袋メイクは避けた方が良さそうです。
涙袋メイクのここが良い!だから、オススメしたい
過度な涙袋メイクがNGな理由は説明しましたが、ここからは筆者がそれをオススメしたい理由です。メリットは主に二つあります。
一つ目は、目の縦幅を出せる点。目の縦幅が大きく見えると、目力も強くなりますよね。少しでも目をパッチリ見せたいけれど、ケバケバしい仕上がりはイヤ…という方には、涙袋メイクがぴったりなのです。
アイラインやマスカラ、つけまつ毛で強調する方法もありますが、全体的に目の黒さが際立ってしまいます。これが、ケバケバしくなる原因になり得るのです。しかし、涙袋メイクだと目の周りにブラックを入れません。こういった点では、比較的ナチュラルに目力を出せるテクニックなのです。
もう一つの理由は、澄んだ瞳を演出できる点。いくらアイメイクが完璧でも、瞳がくぐもっていると残念な印象に。しかし、涙袋にハイライトを入れると、レフ版効果で白目がキレイに見えます。それとともに、瞳もキレイに見えるのでオススメなのです。
これが正解メイク!ナチュラルな涙袋メイクHow to
涙袋メイクが敬遠される理由を考慮しながら、メリットを活かすようにしてメイクするのが理想的です。ナチュラルでありながら目力を出すメイク法をご紹介しますね。
まず、涙袋に入れるハイライトカラーは明るめのベージュ系を選ぶこと。ホワイトでも確かに強調できるのですが、ギラギラした印象になりやすいので避けましょう。ベージュ系カラーは肌馴染みが良いのでオススメです。
さらに、ラメ感が強すぎるものは避けてください。パール入りのものにチェンジするだけで、ナチュラルイメージになりますよ。ラメ入りが好きな方は、シルバーラメではなくゴールドラメが入ったものをセレクトして。ギラつき感が弱まります。
ハイライトカラーを涙袋に乗せる際は、チップを使わない方がベター。チップは色付きが良くなるため、過度なメイク感が出やすいのです。ブラシでふんわりと乗せるようにすると、わざとらしさがなくなりますよ。
さらに、陰影のつけ方にも注意しましょう。これが濃すぎると、やり過ぎ感が出てしまいます。ダークカラーよりもミディアムカラーでふんわり陰影をつける方がオススメです。陰影をつけなくても充分涙袋を強調できますので、ラインをつけない方法もOKです。ベージュ系のハイライトをふんわりと乗せるだけで、優しく目力アップを望めます。大人可愛い印象にもなるので、アラサー世代もぜひ試してみてくださいね。
涙袋メイクは従来通りじゃダメ!メイク方法をアップデートして
大流行した「ザ・涙袋メイク」は、わざとらしさが出てしまったり、ともすれば古くさい印象を与えてしまったりしてしまいがち。ブームが終わりかけている今、従来通りのメイクはやめて、新しいメイクテクを身につけた方が良いでしょう。
涙袋メイクも、上手に使えばナチュラルな目力アップにつながります。不自然な印象のメイクは卒業して、新しい“可愛い”を手に入れてくださいね。