いつまでも美しく、自信の持てる肌でいたい。そう思うとき、まず大事にしたい習慣が“ボディケア”。ボディケアを面倒だと思うのか、それともボディケアの時間を心地よく毎回楽しみにできるのか…。それによって、肌の磨き度も大きく変わってきます。
まず考えて欲しいのが、ボディケアで必ず使用する“保湿アイテム”のこと。基本的に使われているアイテムは、オイル、クリーム、ミルクと大きく分けてこの3種類になりますが、皆さんはうまく使い分けていますか?
うまく使い分けることで、ボディケアが面倒だと思いませんし、それぞれの良さを取り入れたボディケア習慣を作ることによって、自分の肌がより心地よく愛おしくなるはずです。
今回はこれらの3つの種類をうまく使い分ける方法などをご紹介していきます。
まずは自分の肌質をチェック!
自分の肌質を知ることによって、それぞれのボディケアアイテムの種類をうまく活用することができます。もちろん発売されているメーカーによっても異なりますが、肌質によって合う・合わないということも出てくるからです。
肌質は主に4つに分けられると言われています。
普通肌
まずは肌トラブルなどがそれほど気にならない肌質。キメが整っており、ピリピリ感・カサカサ感も感じることのないノーマルな肌です。
乾燥肌
比較的肌がカサカサしやすく、バリア機能が弱っている状態が多いです。この場合、肌の中にある保湿成分「セラミド」が外に抜けやすい状態でもありますので、必ず保湿ケアをおろそかにしないようにするのが大事です。
脂性肌
脂っぽい肌質の方でニキビなどが出やすいタイプの方が多いです。また脂性肌の方は脂っぽいからと言って、あぶらとり紙などで脂を取り除こうとしてしまいがちですが、それはNG!逆に脂が出やすくなる場合もありますので注意が必要ですね。
混合肌
パーツによっては脂っぽかったり、乾燥しやすかったりと、パーツによって肌質が異なることが多いのが混合肌です。それぞれのパーツに合わせたボディケアを取り入れるのがベスト。
オイル・クリーム・ミルク…。どう使い分ける?
オイル・クリーム・ミルクと、ボディケアアイテムには大きく分けて3つあるとお伝えしました。人によって肌質が異なるという点から、これらのアイテムを上手に使い分けることが大事になるでしょう。そこで今回は使い分け方をご紹介。
オイル
基本的に水分・油分でボディケアアイテムは作られていることがほとんどですが、オイルの場合はほぼほぼ油分でできていると言えます。乾燥しやすい肌質の方は特に、オイルを使用することがオススメです。
メーカーにもよりますが、オイルケアアイテムを出しているところでは、「まずはオイルで肌表面を柔らかくしてからクリームを使用する」というブランドもあります。特に乾燥肌の方はオイルを味方にしたボディケアを取り入れてもいいかもしれませんね。
もちろん他の肌質の方でもオイルを活用しましょう。ボディマッサージの時に活用するのがおすすめです。クリーム・ミルクと比べるとかなり滑りがいいので、マッサージには最適!お風呂上がりはもちろん、なんだかむくみが気になるという時にでも、マッサージを取り入れるといいでしょう。
クリーム
クリームは濃厚なテクスチャーのものが多く、基本的にどんな肌質の方でも使用しやすいとされています。とは言え、脂性肌・混合肌の方はその度合いによってはベタつきが気になったりする可能性もありますので、一度肌に使ってみて、自分の肌には合いそうにないと思えば使用をやめましょう。
クリームタイプは濃厚なテクスチャーにプラスして保湿力が高いので、普通肌や乾燥肌、さらに乾燥している部位がある混合肌の方におすすめです。
ミルク
ミルクは油分・水分の割合で言うと、水分が比較的多くなります。そのため肌に潤いを与えたいという方や、少しさっぱりめな仕上がりを好む方にはおすすめです。
比較的脂性肌・混合肌の方でも使いやすく、夏場などベタつきが気になりやすい時のボディケアとしても活用しやすいのが特徴。しかし乾燥肌の方にとっては、「少し保湿力が少ない」と感じる可能性もあります。もちろん使用するボディミルクによって異なりますので、実際に使用してみるのがいいでしょう。
いかがでしたか?自分のボディケアの時間をより一層心地の良いものにすることで、これまでとはまた違ったボディケアが楽しめることでしょう。いつも“なんとなくボディケアをしている”という方もいるかもしれませんが、自分の肌のことを思って丁寧に行うのとでは肌のキメや美しさが大きく異なるのです。
ぜひ今回ご紹介したように、肌質によってボディケアアイテムの種類を変えてみましょう。そうすることで、自分にとっての最適なケア時間を楽しむことができるでしょう。
もちろん季節によって肌質が変わる方もいますので、その時合ったものを使用してみてくださいね!