いよいよ、夏本番! 汗が気になる季節になりましたね。
この時季になると、日によって頭皮の状態が異なる“気まぐれ頭皮”に悩まされる方も多いのではないでしょうか? かゆみに、ニオイ、ベタつきなど、夏は頭皮トラブルが頻発しやすくなります。
実は、この気まぐれ頭皮の原因は、夏にやりがちな「あの行動」が関係しているらしいのです。
夏は頭皮異常目撃者が激増する!?
アンファー株式会社
アンファー株式会社が、25~34歳男女500名を対象に行った「頭皮」に関する意識・実態調査では、「夏は他の季節よりも、“頭皮異常”の女性が増えやすい」と思っている人が、男性は78%、女性では90%に上ることがわかりました。
実際に「夏、女性の“頭皮異常”を目撃したことがある」人も約7割と高い結果でした。
具体的なシーンについて、次のような声が寄せられています。
「かゆみ」
・電車に乗ったとき、自分の向かいに座っていた女性が帽子をとって、しきりに頭皮を掻いていた(28歳・女性)
・ゴムを外して髪をほどいた女性が、汗ばんだ頭皮を掻いていた(29歳・女性)
「ニオイ」
・ライブ会場で、目の前にいる人の頭皮のニオイが気になることがある(32歳・女性)
・合コン中、エアコンから流れてきた風にのって頭皮のニオイがした(28歳・男性)
「ベタつき」
・夕方になると知人の髪の毛が脂ぎっていた(30歳・女性)
・仕事終わりの女性の髪がベタッとしてた(27歳・男性)
女性同士はもちろん、男性も女性の頭皮異常を敏感に感じていることがわかりますね。
さらに、頭皮異常の女性たちの印象については、さらに辛辣な意見が。「不潔である」「不快に感じる」「かわいそう」「モテなさそう」などの印象を抱くと、多数の人が回答しています。モテなそうって……。
また、頭皮異常の女性の好感度についても約9割が下がると回答しており、程度については平均で5割ダウンするとの結果でした。頭皮異常のせいで好感度を5割も下げてしまうなんて、残念すぎますよね。
気まぐれ頭皮の3大原因とは?
調査では、アラサー女性の約7割が、夏に頭皮の悩みやトラブルを感じた経験があり、他の季節と比べて、頭皮の状態が日に不安定になる“気まぐれ頭皮”になりやすいと感じている人も約9割に上りました。
気まぐれ頭皮のやっかいなところは、毎日ではなく、日によって状態が変化すること。調査でも、「かゆみを感じる」ことが「毎日ある」女性は9%であるのに対して、「たまにある」と回答した女性は66%という結果でした。
この気まぐれ頭皮の原因には、夏にやりがちな3つの行動が大きく関係しています。
1.アップヘアやハット&キャップ
1つ目は、夏のアップヘアやハット&キャップの使用です。
暑い季節をスッキリヘアで乗り切る上で、どちらも欠かせない習慣ですが、長時間のまとめ髪やハットの着用が頭皮のムレを引き起こす原因になっているんです。頭皮がムレて雑菌が増殖することで、かゆみを招きやすくなるのだそう。
調査でも、「髪をアップにしたり、帽子(キャップ・ハットなど)をかぶっているときに、頭がかゆくなった経験がある」人は7割近くに上っています。
2.屋外イベント
2つ目は、屋外イベントなどで頭皮が直射日光を浴びることです。
夏は、海やフェスなどの屋外でのイベントに参加する機会が増えると思いますが、直射日光を浴びると皮脂が出やすくなり、皮脂が酸化するとニオイの元に。
調査でも、「屋外イベントに参加した後に頭皮のニオイが気になった経験がある」人は約7割と、こちらも高い結果でした。
3.1日に複数回のシャンプー
そして、3つ目は、1日に複数回シャンプーすることです。
汗をかく季節は、頭皮もしっかり洗ってスッキリ保ちたいところですが、頭皮の洗いすぎがベタつきを招きやすくなるので要注意です。特に洗浄力の高いシャンプーで1日に何度も洗うと、頭皮が乾燥するので、かえって過剰に皮脂を分泌してベタつき感が増す原因になります。
調査でも、「シャンプーの直後はスッキリしていたのに、ドライヤーの後にはベタつきを感じた経験がある」人が3人に1人という結果でした。
どれも、夏だからこそ、やりがちな行動ですよね。気まぐれ頭皮を自覚したら、まずは日ごろの行動を振り返ってみることをおすすめします。
どうしたら気まぐれ頭皮を解消できる?
女性の約8割が気まぐれ頭皮を自覚しているものの、日々の頭皮ケアができている人は、わずか1割ほど。頭皮トラブルが気になっていても、何をすれば良いのかわからない人は多いようです。
まずは、気まぐれ頭皮の原因になる習慣を見直すことが大切です。さらに、頭皮ケアができるヘアケア製品を使うことで、頭皮を健康な状態に保ちやすくなります。
暑い夏を爽やかヘアで過ごすためにも、さっそく頭皮ケアを始めましょう。
参考:アンファー株式会社