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生理前に訪れる、心と体の不調「PMS(月経前症候群)」。
頭痛や下腹部の痛みもツライですが、わけもなく落ち込んだりイライラするのも、精神的にキツイものがあります。
女性のおよそ8割が感じているこの症状、フランス人女性はどのように対処しているのでしょう? 病院に行くほどではないけれど、辛いときの対処法を、看護師の友人たちにヒアリング。
ちょっと意外なフランス人女性のPMS対策をご紹介します!
あなたは、PMSになりやすいタイプ?
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今回のヒアリングで、看護師の友人2人とも「PMSの症状はほとんどない」と初っ端からキッパリ。実は私自身も症状は軽い方です。
PMSの原因については解明されていないことも多いもようですが、なりやすいかどうかは、女性ホルモンや月経周期、遺伝やライフスタイルと関係している模様。
母親や姉妹がPMSになりやすい人は、遺伝的にPMSになりやすいそうです。また、ライフスタイルに関しては「喫煙者」「運動不足」「睡眠不足」「カフェインやアルコールを大量に摂取」など。
思い当たる節がある人は、PMSになりやすいそうですから注意が必要です。
フランス人が考えるPMS対策=日常生活を楽しむこと
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生理前には「アルコールやカフェイン、砂糖や塩分を控えめにする」「運動不足解消のために、ウォーキングをする」「カルシウムやマグネシウムの摂取を心がける」「ストレスを溜めないようにする」などは、フランスの雑誌でも、日本のメディアと同じようにPMS対策として紹介されています。
「もちろんこれらを心がけるのはとても良いこと」と前置きをした上で、「でもこういうことは、生理前だけじゃなくて、日頃から気をつけるべきことよね」と看護師の友人。
確かに彼女たちのライフスタイルを見ていると、よく食べてよく笑い、定期的にバカンスを取り、人生楽しそうです。
PMSの特効薬は、セルフメディケーション?
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セルフメディケーションと横文字を使ってみましたが、要は「自分で治療する」こと。つまり、PMSの症状を感じたときには薬を飲むことです。
ありがちな「ライフスタイルを改めよ」ではなく、「薬を飲め」という、薬が大好きなフランス人らしい意見になりました。
補足説明を入れると、フランスはヨーロッパでもトップクラスの薬消費大国で、体の不調を感じるとすぐに薬に頼る傾向があります。なんだかちょっと意外? でも、本当にそうなんです。
看護師の友人たちがおすすめするPMSの薬は、鎮痛剤の「イブプロフェン」。PMSをやわらげると言われている避妊薬のピルは、現在のフランスでは「おすすめできない」という考え方が一般的で、医師も看護師も同様の意見が多いです。
こちらも、ビックリかもしれませんね!
※PMSの症状が重い人はセルフメディケーションに頼らず、婦人科へ足を運ぶなど、医師の元できちんと治療を受けるようにしてください。
参考:Suivez Santé magazine sur、passeportsante.net、Pharmafile