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旅行トラブルを回避!知っておくべき海外を楽しむための6つのポイント





街中が美術館のようなイタリアに、何を食べてもハズレのないスペイン。紺碧の海に白砂のビーチがどこまでも続くフィリピンに、さまざまなカルチャーが入り混じったエキゾチックなマレーシア。



どこの国を旅するにしても、現地での滞在を思いっきり楽しみたいですよね! 



ただ、言葉も生活習慣も異なる海外なので、国内と同じような感覚で過ごすのはちょっとキケン。素敵なところに思える国でも、実際に訪れると「えっ?」と驚くような出来事に遭遇することもあるからです。



世界の国々を一括りにすることはできないのですが、今回はどこの国にも共通する事柄をリストアップ! 世界6カ国に滞在経験のある筆者が、海外旅行の際に気をつけたいポイントをお伝えします。



 

スマホや財布を放置しない



テーブルにスマホや財布を置いたまま、カフェでのんびりしている人はいませんか? 海外で同じことをすると、気づいたときには貴重品が消えていた……なんてことも。



パリのカフェでの読書中にスマホの置き引きに遭った知人もいますし、東南アジアではフードコート内での置き引きも珍しくありません。どこの国を訪れるにしても、貴重品の管理はしっかりと!



 

多額の現金を持ち歩かない



ヨーロッパも北米もカード社会なので、常に多額の現金を持ち歩く習慣はありません。多額の現金を財布に入れていると思われがちな観光客は、軽犯罪のターゲットになりやすいようです。



現地で外出する際には、所持金をすべて携帯するのはおすすめできません。



 

お会計の前に金額をチェック



日本国内のレストランでの会計ミスって、それほど多くないですよね? 現在暮らしているフランス、よく遊びに行くスペイン、そしてかつて暮らしていた東南アジアの国々でも、レストランの会計ミスの多さには辟易してしまいます。



「もしかして、それはチップなのでは?」と思ったあなたは、とても賢い人です! でも、一概にそうとも言えず、海外では単純にレジの打ち間違いが多いのです。



レストランだけでなく、スーパーやお店でのショッピングの際にもレシートはきちんと確認するようにしてくださいね。



ちなみにチップの習慣がある主な国は、アメリカ、カナダ、メキシコなど。海外のチップの習慣について詳しく知りたい方は、トラベルサイト「Wego」をのぞいてみてはいかがでしょう? 英語になりますが、インフォグラフィクスと共に分かりやすく解説されています。



 

オシャレはTPOに合わせて!



「郷に入っては郷に従え」というように、その国や街の雰囲気に合わせた服装を! 現地の女性たちの格好や雰囲気を観察してみるといいですね。



一般的には、町歩きなのにハイヒールに華やかな服装など、観光客だと一目で分かるような目立つ格好はしないほうが無難です。オシャレを楽しむのは、ホテル内のレストランやバーへ出かける際など、TPOをわきまえて楽しみましょう。



また、治安のよくない国では、オシャレな服装(=お金を持っている人に見られる)をしていることで、軽犯罪のターゲットになることがあります。



私自身はフィリピンのマニラでネックレスをむしり取られた怖い経験があるので、発展途上国を旅する際は、特に服装に気をつけるようにしています。



 

地下鉄や観光地でのスリ、ひったくり



日本の治安がよいからでしょうか、海外でも無防備な人が多い印象です。



バッグやポシェットは斜めがけにして、常に体の前にキープするようにしましょう。肩から下げていると、気づかぬうちに背後から貴重品を抜き取られることがあります(私の友人は、この手のスリに遭遇。所持金の7万円を財布ごと盗られてしまいました)。



特に人が多く集まる観光地や、地下鉄などの公共交通機関では、スリやひったくり、置き引きなどの軽犯罪が多発。ニューヨークにロンドン、パリにバルセロナなど、どこも同じです。



東南アジアでは、バイクに乗ったままひったくるケースも。



 

パスポートやクレカは絶対に渡さない



国によっては、ニセの警察官による窃盗が発生しているところもあります。例えばイギリスでは、私服警官と名乗って、パスポートやクレジットカード、財布などの提示を求める手口だそうです。これ、知らないと渡してしまいそうです……。



見知らぬ人に貴重品の提出を求められても、絶対に渡さないようにしましょう。“言葉が分からないフリ”をして、さっと立ち去るのがベストです。本物の警察官なら、まずは自らの身分証明書を提示するものだということを忘れないようにしてくださいね。



このほか、旅先が夜の外出に適しているかどうか、夜間の治安を調べておくと安心です。女性ひとり、女性同士なら、なおさら注意する必要があります。



各国のより詳しい治安情報を知りたい方は、外務省の海外安全ホームページや、渡航先の在外公館のホームページで確認してみてくださいね。
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